P5 Story

□鏡3
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これを読む前に
「鏡」「鏡2」
を読んだ方が
よりいっそう楽しめると思います。

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ある高校で起きた
呪いの鏡の謎の事件。。。

呪いの鏡は
「ねぇねぇ○○」と言って
鏡を相手に向ける。

鏡の中の自分と目が合ってしまうと
その人は死ぬ。

少年 北川 弘之(きたがわひろゆき)

は、学校で2度も
謎の事件を起こし
帰宅した。

そして次の日の朝
察が逮捕状を持って
弘之の家にやってきた。

なぜだと思い、鏡を持って
玄関の扉をあけた。。。








玄関の扉、
これが、次の悲劇の幕開けへの扉だった
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「鏡3」









扉を開けると
そこにはベテラン刑事と
いかにも新人といった感じの
刑事2人が立っていた

「北川 弘之さんですね?
私、警察官の桜井(さくらい)
と申します。」

「桜井さん?」

「はい、今回伺ったのは
あなたの通っている高校で
2度も謎の怪奇事件が
起きたことについて
お話を伺うと同時に
署までご同行願いたい
と思いまして・・・」

とベテランの桜井が
話をしてきた。


もちろん署に行くつもりはない

弘之はこいつらも殺せばいいんだと
思い、新人刑事の名前も
ついでに聞くことにした。

殺すには相手の名前を
知っていないと
殺せないからだ。

「そちらの方のお名前は?」

弘之が聞いた。

「私は、松下と言います。」

「え?」

桜井が今、 え?
と言った気がしたが
弘之は気にしなかった

「松下さんね。。。
僕は署に行くつもりはないです
だってこの事件に
僕は関係なっ」

さえぎるように桜井が

「北川!お前に拒否権はない!
さっさとついて来い!」

桜井は弘之の腕を
無理やり掴んだ


「いってぇな。
死ね。桜井!」

そう言って
手にもっていた
あの鏡を桜井に向けた。

「なんだその鏡は
はやっ。。。」

すると弘之のマンションの
廊下の上から
白い腕が伸びてきて

桜井の首を掴んだ

その次に廊下の
アスファルトから
も白い腕が出てきて

桜井の足を掴んで
固定した。

そして、
上の腕が
桜井の首をひねりだした

足が固定されているため

首だけが回ってゆく

「うわ"ァァァァあッ
アっ、や。。め、ろ...」

「桜井先輩っ!」

と松下が桜井に
近づこうとした

しかし、
「うッ!」

松下は1番端の
マンションの部屋の
玄関まで
吹っ飛ばされた。

そして、
桜井の首は
もぎとれて
廊下に転がった

松下は気を失っていた

そのうちに
弘之は家の中にある
サバイバルナイフ
と携帯電話
と金だけを持って

マンションから逃走した
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