P5STORY

□予知写真2
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警察の事情聴取で
師匠は必死に
カメラのことを
説明したが
警察はまったく
信用しなかった。

変な事件の後
なので、気が
動転しているのだと。

仕方がなく3人は
師匠の自宅兼スタジオ
に戻った。

「明日の8時23分か…」

「その前に、何か
事件に巻き込まれる
のよ、きっと!」

ハルナも動転
している。

「そうだ!
これ、ネットで
調べてみようよ。
何か情報が
手に入るかもよ?」

「そうだな。
凛子、パソコン
持ってきてくれ。」

「は、はい…」

そこから3人は
検索サイトから
"謎のカメラ"
"未来が写るカメラ"
"カメラ 落し物"
などと思い当たる
すべてのワードを
検索したが
情報は皆無だった。

「どーなってんのよ!」

それからしばらく
探し続けた。

「あ!これ!」

「何なに!?」

「このブログ…」

ある1つのブログに
たどり着いた。

投稿日時
2月12日23時21分
内容は…

「最近オークション
で落としたカメラ
が気味悪くて
近所のスタジオの
前に放置してきた〜
私の12000円
返せー!」

こんな内容だった。

「ねぇ、これって
まさに、この
カメラじゃない?」

「スタジオってのも
師匠の…。」

「どういうことだ!
なんて勝手な奴だ!」

師匠は怒っている。

「でも師匠…」

「いいか?明日には
俺は殺される
かもしれないんだぞ?」

「………」

「そ、それなら
明日は一日中
ここにいたら
どうですか?」

ハルナが言った。

「そうか!そうすれば
事件にも巻き込まれ
ないし、安全だ!」

「そんな単純で
大丈夫ですか?」

「もぉ凛子〜
考えすぎだよー」

「だと良いんだけど…」

そして、凛子が
ネットのニュースに
目を目を向けた。

「あ!師匠…
これ…ロープで
首を絞められて…
これで6人目って」

「これだ!こいつが
犯人だ!」

「でも、まだ
捕まってないし…」

「きっと、ここら辺に
いるに違いない!」

「ちょっとぉ
そんなこと言っても
仕方ないじゃん。
私たち警察じゃないし
日本の警察は
あてにならないし…」




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