P5 Story

□転入生〜西塔脱出せよ〜
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しばらくして
返事が返ってきた。

「おい、兼田。
誰にメールしたんだ?」

「え?
西塔のオンナノコ♪」

「…こんな時に
女かよ!」

「違うよ〜
この部屋の場所や
脱出方法とか
色々ねー」

「へーなかなか
やるじゃんか
なんて送ったんだ?」

〔ピンチ!西塔で
拉致られた>3<
変な薄暗い備品倉庫
みたいな場所にいる
校舎内で言うと
ここはどこらへん!?〕

「なるほど、で、
返事はなんて来たんだ?」

〔そこは多分昔の
備品倉庫だよ^0^
迎えに行ってあげたい
けど、今日は西塔
は休校日だし…
てか、なんで中に
入れたわけ!?
今日は校舎内には
入れないって担任
が言ってたよー♪
校舎から出るなら
正面の昇降口しか
ないと思う〜☆〕

「休校日…?
だから、あんなに
騒いでも誰も
来ないわけか。」

「てことは、
西塔にいるのは
真、俺ら二人、
あとは、俺らを拉致
した奴らに
真に潰された奴らか…」


「とりあえず、
ここから出て、真を
探しに行こう。」


そうして二人は
昔の備品倉庫
らしき場所
から、出ようとした。

扉を開けたら
そこには…










-side 真-

真は走っていた。

場所はわからないが
助けに来てくれた
加藤ともう一人を
助けるために…

「はぁ、はぁ…
なんで平日なのに
誰もいないんだよ。
変な学校だな…」

きっとまだ
この西塔の校舎内
に二人はいると
確信していた。

その時、廊下に
赤い、人の血と
思われるものが
垂れているのに
気が付いた。

「こ、これは…」

そう、殴られて気を
失った二人を
誰かが運ぶ時に
垂れたものだ。

きっとこれを
たどって行けば
二人の居場所に
たどり着けると
思った。




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