メイン 二次元
□補習補習ってうるさいよ!(鯉首)
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※首無♀設定
鯉「お前今日、補習な」
首「…」
担任の鯉伴…先生に呼び出された。
まあ、もう慣れたのだけど。
首「嫌です」
鯉「なんでぃ。担任の言うことが聞けないのかぃ?」
首「あなたを担任だとは思いたくありません」
なんだよー、とかぶつくさ言ってるが、これはいつものことだ。
__毎日毎日…放課後呼び出され、補習を促される。
私の成績に問題はないと思うのだが…。
首「なんで補習なんですか」
鯉「そりゃ〜よ。お前は成績だってトップクラスだし、なんも問題なんてねぇけどよ…」
首「“けど”?」
次の言葉に期待をかけずに訊ねる。
モチロン反ってきた言葉はろくでもなかった。
鯉「お前は世間を知ら無すぎる!だから俺がからd《バシィッ》 いて〜」
変態か。
変態なのか。
それとも馬鹿なのか。
あれでどうして訴えられないんだ…。
首「もう帰ります」
鯉「帰るっつったてよぅ、お前さん寮だろ?」
首「……悪いですか」
___私は幼い頃に両親を失った。
親戚をたらい回しにされ、この学校の寮に入った。
他の人に迷惑をかけなくて済むし、
なによりも一人が一番楽だ。
鯉「一人で寂しくないのか?」
首「うっ…うるさい!」
お前に何が分かる!
独りで、もうこの世のどこにも自分と同じ血を持った人は居ないんだ!
孤独。
喪失感。
悲しみ。
全ての感情が入り混じって訳が分からなくなる、
あの感情を
首「お前に理解できるのか!?」
同情の目。
いらない。
キエロ。キエロ。
この世から皆キエテしまえ!