Heroic Legend -終章の白-

□後書き+キャラ紹介
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最初にこの小説を書き始めたのは、単にNとサヨナラバイバイはキツいな…という不純かつ安易な動機でした。

何も計画も練らず、ただNをピックアップしたかった故に突発的に始めたので、当初のオチは主人公×Nみたいな恋愛脳で書いてた痛々しい高校生時代(ヤダー)から始まり、完結するまで実に4年…本当に長い戦いだった。


その内、Nの中身について考えて…「Nって子供の精神年齢のままだから異性とか意識しない年頃じゃないすかやだー!」と自らの考えの殆どを全否定。

全て削除して無かった事にしたい、と何度思った事か…。


故に、私が次に始めたのが主人公いじめ

主人公だからって毎回ジム戦やバトルに勝つ必要もないし、毎回格好良く味方のピンチに駆けつけたりする必要もない。

…何か馬鹿らしい場面というかシリアスな笑いというか、主人公や登場キャラに親しみやすさを求め続けた結果が後期のフォリア達だった(これを改悪と言う)←

まさに下衆の極み。


親しみやすさと同じく求めたのが、一人でも多くのキャラを覚えてもらうという『強い個性』でした。

その結果がヒョウガのタバスコだったり、アローネのオネェキャラだったりする。



最後はハッピーエンドに見せかけて、実は一部バットエンド……略してバッピーエンド←

大団円で良かった良かったよりも、せめてあの場面は…と思ってもらえればもう、

計 画 通 り (ゲス顔)

悪い意味で覚えてもらえれば上出来だな、という自己満乙。



ここまでゲス顔でペラペラと外道な話をしましたが、ここからはちょっと真面目な話。


何故に最終話(エピローグ)で主人公の名前を出さなかったのかと言うと、もう過去の人間だとはっきり思わせたかったからです。

気軽に名前を出したら103話のストーリーが台無しになると個人的に思っただけで、あえて出さなかった訳で。

エピローグ、つまり2年後の世界での主人公は過去の人間…。

もう"いない"と諦める人もいれば、いつか"帰る"と待つ人もいる。


もう何が言いたいのかよく分からなくなってきた←


端的に言えば、主人公はずっと行方不明で物語を終わらせた方が読み手の方々の中にモヤモヤが残り、イコール主人公を忘れさせないようにする為の布石です。

よかれと思って!(やはりゲス顔)



続く→
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