テニスの王子様

□テニスの王子様 ブン太編
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…立海中に到着!


とりあえず私は、女子テニス部ではなく、男子テニス部へ直行!!

「誰に相談すれば…。あ!!」


私がキョロキョロ辺りを見回していると、相談しやすそうな人が…!!

「赤也〜〜〜〜!!」

…と、1学年下の切原赤也に向かって叫んだ。

「うおっ!びっくりしたじゃないっすか!!」

「めんごめんご!!
 それよりブン太が大変なんだよ〜!!」


私は慌てながら言った。


すると、赤也は腕を組んで言った。

「いつも早いのになんかいないと思ったら…。
 丸井さんがどうしたんすか?」

「風船ガムで空飛んでるんだよ〜!!」

「はあああああああっ!?」


耳にキーンときたあああっ!!

…まあ驚くのも無理はないが。

「風船ガムで空飛ぶって…。どうやって!?」

「そんなん知らんわ!!」

「じゃあどこで見たんすか!!」

「学校来るとき草道で…」

「よし!草道へレッツゴー!!」


…てなわけで、私は赤也と草道へと向かったよ!





…草道。

日差しが私達を直射!暑い〜!!


「…で、丸井さんどこっすか」

赤也が辺りを見回しながら言った。

もう飛んでったのとっくの昔だから知るか!!

「とりあえず…、さっきこっちに飛んでったからこっち行ってみよう!」



…そして私達はしばらく歩きました!

ブンブンブン…。

「お!?これは!!」

これはブン太の声だ!しかもまたハチの歌!!

「なんすかコレ?ハチの歌?」

「そう!ブン太近くにいるよ!!」

そうして向こうの空を見上げると…。


「いたーーーーー!!」

…逆方向からこっちへ戻って来ていました!!

「ブン太ーーーー!!降りろやーーーー!!」

私が思いきり叫ぶと、ブン太は手を振ってきた。

「よー、琥珀と切原!一緒に飛ぶ??」

「そんなこと言ってないで降りてきて下さいよ!!」

赤也は呆れ顔で叫んだ。

しかし、そんなこと聞いているブン太ではなく…。

「琥珀ー!!」

と、私の名前を叫び、私に向かって何かを投げてきた。

「何コレ!?」

「ガムー!!」

ブン太はにっこりしながら言った。

これ…、食べろってこと…?

「一緒に飛ぶんだろい?」

…と言われましても。

「琥珀さん…、まさかあの人と同類になるってことは…」

…いやいや、ないない!
ガムごときで空飛べるわけないし!!

あれ?でもどうやってブン太は飛んでるの…?

ええーい!!

「食べてやるさ!!」

私は口の中にガムを投げ入れた。
…すると!

「う、うわわわわ…!」

「!!琥珀さんが飛んだーーーー!!」

な…、なにコレ!?ホントに飛んだよ!?

「よーし!琥珀と俺の旅スタート!!」

「ええええええええええっ!?」

…そんなこんなで私も巻き添えで飛んでいきましたとさ☆


「ステップステップ1・2・1・2…。
 くるりと回ってイナバウワ…」

そして赤也もおかしくなりましたとさ☆


              完!!



琥珀「ブン太!なんでガムで飛べたの!?」

ブン太「超次元だから!!」

琥珀「…そうですか…」

赤也「ステップステップ…(省略)」


林道から________________

皆さん、まともな話じゃなくてすみません!!

次は頑張ります!!


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