□小さな小さな天使
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『あ!朽木!いいとこに来た』
『松本副隊長』
『ネムからお饅頭の差し入れがあってね。あんたも食べていかない?』
『よろしいのですか?』
『もちろんよ!普段からあんたの家にはお世話になってるからね』
『そ、それは……私にではなく……』
『嫌よ。言ったら朽木隊長に怒られちゃうじゃない』
『……』
『それよりもう随分遅い時間だけど、何?仕事?』
『はい。先程終わったとこです。浮竹隊長のお体の具合があまりよろしくなくて……』
『あー、大変ねえ。七緒、そこでたまたま朽木に会ったから連れてきたわ』
『こんばんは、伊勢副隊長』
『こんばんは。とてもおいしいお饅頭だから沢山食べると良いですよ』
『ありがとうございます。……涅副隊長は……?』
『んー?涅隊長が呼んでるっていってすぐ帰っちゃったわよ』
『そうですか。一言お礼を言いたかったのですが』
『まあ明日言えばいいんじゃない?さ、さ、食べて食べて』
『はい。ありがとうございます!頂きます』












そのとき、爆発音に似た何かが響いたと言う。
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