女主人公

□崩れた狂人
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出動


名前は任務を終え

次の任務に向かおうとしていたら

唐突に足元の地面がなくなり

ゲートが出現した

勿論名前は落ちていく

「あ?」

妙に落ち着いているのは

彼女の性格故だろう


ストン、 上手いこと着地する

「…あんた達何やってるの?」

その横には

リナリーが倒れてそれを守るように見知らぬエクソシストであろう
少年がいた

さらにその上には4人の男が乗っている

「テメェ…生きてたのか」
長髪の男 神田が訪ねる

「勝手に殺さないでよ」
と冷たく返す
「チッ…相変わらずムカツク奴だ」
「そりゃどうも」

「すいません話が読めないのですが…」
「私もである」
「俺もさ」
3人は話の展開が読めないでいた

「とゆうか何だこの町は」
そこで神田が話を切り出した

「!ここ…方舟の中ですよ」
とアレンが説明する

神田とアレンが喧嘩していると ラビが何かを発見した

「リナリーの下に変なカボチャがいるさ!」

カボチャは起きるなり

エクソシストに暴言を吐き
エクソシストに脅されている

そして出口が無いと言い出した

《方舟は長年の役目を終えて停止しましタ》

《ごくろう様ですレロ》

《出航ですエクソシスト諸君》

《お前達はこれよりこの舟と共に黄泉へ渡航いたしまぁース》

「・・・」

《おやぁ名前ちゃんじゃナイデスか♪》

わざとらしく#NAME1##に話しかける

《ここは危ないですヨVv引っ越しが済んだ場所から崩壊が始まりました》

───────

説明はちゃんと聞いてないが

「(あと3時間で方舟は消滅ねぇ…)」

考え事をしていると

「ね、ねぇ名前私の事わかる?」

とリナリーが聞いてきた

「ダレだっけ?」

「ッ!」

傷ついたような顔をするリナリー

「なんちゃって 覚えてるよリー」

おどけたように自分を昔のように名前でよんでくれない名前に目を見開く

「あたし、出動」
そう笑いながら地面の感触を確かめるように歩き出した


その女、出動
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