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□箱の上から
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白い吐息で曇る君の顔
僕の判断は声だけで
見えない 君の表情

白いものは僕を包み
本音をもやでそっと隠した
きっと君も同じだろう

僕の安心は君の笑顔にあって
お互いそっと何かを隠しあった
見えない何かが君のそばにあって
その裏を知ろうともせず
只、安心を求めた

窮屈な箱 君と二人で
目的のない目は僕を捕らえ
崩れ溺れ溶け合った
壊れた僕の吐く息で
また見えなくなった 君の顔
きっと笑ってるだろう
それとも泣いているかな


あぁこのもやが晴れたら
真実は見えるだろうか
このもやは誰のもの?
君か、僕自身か





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