しあわせ。

□ああ、俺、オワタ
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こんにちは、ひょんなことから知り合った悪魔のメフィスト君から久々に連絡があり、浮かれすぎてちょっとヘマをしてしまい、現在お仕置きされている七海瑠璃です。
『うぁ、もう、でない、よ。ゆるしてぇ』
「だめです☆嗚呼、瑠璃は美味しいですねぇ。癖になりそうです☆」
ガプリ、と、メフィスト君はもう何度目かわからないが俺の首筋に噛みついた。
『ふぁ、や、やだ、いぎぃ!』
聞こえないとばかりに傷口に舌を入れるメフィストは本当に悪魔だ。
「顔が赤いですよ、どうしました?夜はまだまだこれからですよ?」
『メフィスト、もう、ちょうだい?』
「ククク、いいでしょう☆好きなだけ差し上げます☆」
そういってメフィストは私にくちづける。はじめは優しく、だんだん食むように荒々しく噛み付いて、メフィストの魔力が流れ込んでくる。ああ、私ももう、がまんできない。
『キスだけじゃ、足りないな。』
「おや、お相手しましょうか?」
『いや、唯の仕返しだ。』
そういって私はメフィストの首筋に噛み付いた。
「あ゛ぅ」
『フフ、メフィスト、おいし。』ニコォ
そう言って散々メフィストの傷口を愉しんだ後、また、くちづける。今度は私から、もちろん、舌を入れるさ。歯列をなぞって、舌を絡ませる。昔から変わらず、こういうときのメフィストはとってもかわいい。
「ぷは、相変わらず、ですね。瑠璃。」
『えー?そう?気持ちよければそれでいいでしょ?』
「そういうところが、相変わらず、なんですよ。血を吸ったあとにキスするとか、途中から絶対に理性飛んでたでしょう?」
『・・・メフィストがそれを言うの?フフ、こういうのを気が置けない間柄っていうのかな。』
「絶対に違います☆」
『じゃあ、せf「言わせませんよ☆」
おわれ。
 

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