恋愛方程式 II

□始まり
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蝶々side


ー私たちはまだ小学6年生で中学の学校見学に来た時。

蝶「うわぁ・・・」
椏「中学校おっきいね。」
蝶「うん・・・あ!うちら置いていかれてるっ!」
椏「やっばぁ!走れ〜」

手を繋いで走っていた。

その後は見学をいろいろさせてもらったりして案外楽しかった。

椏「次部活見学だよ!」
蝶「楽しみ〜ww」
椏「走るぞ!!」
蝶「またぁ?w・・・まぁいいや!」

走ったのが間違いだった。
・・・・いや。間違いではないかな?

小学校よりも少し高い中学校の階段。
私たちはここでコケるなんて思わなかったw
しかも手を繋いでたから一緒に。

ーずる
蝶椏「え?」

ーべちん!
蝶「あう!」
椏「いた!」

ずるは足が滑った音。
べちんは前のめりに転けて手をついて時の音。

蝶「いったぁ・・・・」
椏「ついてない(涙)」

クスクス・・・

この笑い声。
これが始めての出会いでした。


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