テニス短編1
□笑顔の君で
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「ねぇ、長太郎。
長太郎はさ、スランプとかなったことないの?」
突然の愛しい彼女からの発言。
もちろん名無しさんが悩んでいることに長太郎が気付かないはずがない。
「名無しさんは今スランプなんですね?」
「なっ…博рフことはどうでもいいの。
長太郎のことを聞いてるの!」
「名無しさんはスランプなんですよね。(黒笑)」
有無を言わせない笑顔。
一見みれば爽やかな笑いなのに黒いオーラが見えるのは何故だろう…。
名無しさんは身の危険を感じたのか、
素直に悩んでることを告白しはじめた。
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