短編小説

□キミへの気持ち
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「ぱっつぁん!大好き〜!!」
「ッ…で、なんで押し倒されなきゃなんないワケ…?」
「あはは、ついでにこっちもどーよ?みたいな」
「んな軽いノリでシようとすんなッ!!///」




思いっきり鳩尾にくらう。
いくら弱めているとはいえ、新八っつぁんの攻撃は結構効く。





「痛いよぱっつぁんー…」
「自業自得デス!!」




下から、オレの体を押し返そうとする新八っつぁんの手を握る。






「…何…、」
「仕返し♪」




首筋に顔を近づけて、その場所に紅い痕をつくる。





「〜〜ッ何して…!!」
「だから、仕返しだってば。オレのものってしるしvV」
「ッ……バカ?」
「ぅわ…照れ隠しにソレはひどくない?」
「なっ!!誰が照れてなんか…ッ!!」




素直じゃない言葉を止めようと試みて顔を近づければ
案の定、ぱっつぁんは言葉を詰まらせた。




「…顔、赤いよ?」
「…うるさいバカ」




どんなに素直じゃない言葉を吐いたって、
輪郭をなぞればおとなしくなることは知っている。




「うん、ホント素直じゃないけどね」
「ケンカ売ってんの?」
「いや生憎、カワイイ子に売るようなものは持っておりませんよ」




本日何度目かのキスを送って
そのまま抱きしめ、ぱっつぁんの上に覆い被さる。




「平助、重い。」
「今日寒いねー。ぱっつぁん一緒に寝よっか」
「聞け変態」





ぱっつぁんの顔を見る。
目が合う。






「……さて、ベッドに行こうか」
「何だ今の間は!!ってか降ろせーー!!」
「却下♪」




軽やかにその場から連れ去って、
ベッドへと向かう。






「〜〜ッ変なことしたら絶対許さねェからなッ!!」
「ぇー……」



じぃっと新八の方を見て、平助は一瞬、考えていると言うような間をとった。





「…うん。けど罷り間違ってそうなったとしても、ぱっつぁんなら許してくれる。オレ信じてる。」
「だから何なんだよその間はッ!罷り間違ったとしてもすんなよ!?」




いくら信じられても許してやんねェからな!?

そう新八は大きく怒鳴ったが、平助は全く新八の叫びを聞いていない。






「ゃー…これ以上寒くならないといいね」
「話を逸らすなーー!!!」








素直じゃないキミを知ってる
嘘をつけないキミを知ってる

ずっとずっと一緒にいるから、本当の想いは自然とわかる。



寒い寒い冬の日は

二人で一緒に、体温を分け合って。















++アトガキ++

えーと…自分で書きながら恥ずかしくなりました(笑)
とりあえず平助は新八っつぁんが大好き、と。
だけど新八は素直じゃない。
だから平助は半ば強引に...(終われ





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