10/09の日記
08:10
花緑青
---------------
疑問を覚える頃が潮時だと言うのなら
僕の人生など
とうに賞味期限を過ぎている
色のない毎日を過ごしている 瞼が重い
浅い眠りを繰り返しながら
息継ぎをするように目を覚ます 喉に触れる
思い出の中に花緑青を落とす
ずっとずっとずっと
君の声を聞いていたかった
君を想って言えなかった言葉を
まだ持て余してるんだ
移ろっていくことが自然なら
花束だって枯れるだろ
僕は君を置いていくばかりだ
どうしようもなく昨日の続きだ
夢の中の声にしがみつく
もうこの電話の先で君が待たないなら
もう全部いらないのに
手放してしまえたらいいのに
この思い出の中でしか息ができないんだ
前へ|次へ
□ 日記を書き直す
□ この日記を削除
[戻る]