09/17の日記

02:49
偽物みたいな夕方
---------------

偽物みたいな夕方に
小さな口約束は溶けて消える

君を見送ってから
逃げるように走って帰った
どうしようもなく悲しかった

いくつも言葉を飲み込んで
綺麗なところしか見ないようにして
まるで大事にしてるかのような顔して
消えないで、だなんて
私はいつもそこに居たのに

あぁいつもと同じ
すがるような疑いの目
試すような事ばかりするのね

こんなにも言葉があふれているのに
もうなんの意味ももたなくなっていて

あのオレンジの空の飛行機雲と同じ
あんなに綺麗な白だったのに
あまりに簡単に消えてしまった

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ