のーと
06/20(Thu) 18:49
花火
蜜柑
こんな言葉で伝わりますか
息継ぎの隙間になにか見えますか
今年、花火はあがりますか
泳ぐ視線を見つけないで
足をすくわれるまでもない
後ろ指ならとっくにさされてる
花火の灯り照れ笑いを
忘れることもできないくせに
音にならない言葉を隠したの
隣から聞こえていたはずの声に
知られたくはなかった
ふつうそう簡単には
ゆらいだりしないのでしょうね
怖くはならないのでしょう
ひとり見なれた夜空に
戻らない言葉が散らばった
間違えたくなんてなかったの
もうそこを泳いでいくしかない
足をすくわれるまでもないわ
今年、花火があがるとしたら
もうそれを探しにいくほかないじゃないの
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