■小さな恋のうた その2

□17・僕は僕だよ
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最後の朝。・・・・








目が覚めた時。


隣に。


あなたの顔が。・・・あって。





僕を。


とっても優しい、・・・眼差しで。





見つめて。くれていた。





「・・・。//////」








その。顔を見て。思った。








僕。・・・・・





ちゃんと。覚えて////・・・おこう。


この。顔を。・・・・








あなたの。顔に手を伸ばす。








指の、先で。


すり、・・・すりと頬を。撫でて。








見つめ、合う。








あなたがにこっと。


笑ったから。





・・・・。





僕もニコ////っと。笑った。








初めて、見たような。


あなたの。こんな顔。








「・・・。?」








「かず。・・・・」








あなたが僕の、名前を。呼んで。


優しく。抱き寄せて。








・・・。あれ、・・・・・・








まだ。夢なのかな。・・・・








夢の。中にいるのかな。・・・・








目を閉じて。





そんな、事を頭の片隅で。考え、ながら。・・・・





大野さん////・・・大野さん。・・・・





・・・・。








心の中でその、愛しい。


あなたの。


名前を呼んだ。













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