■小さな恋のうた その2

□9・写真
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ぺたんぺたんと。


大野さんの声の、する方に進むと。





もうビールを飲みながら。





N「・・・。(笑)」





大野さんが、プールの中から。


にこっと。笑い、かけた。





N「・・・。///////」





O「おまえ。」





N「・・・。////?」





O「昨日から。入りたかったんだ、ろ。(笑)」





N「・・・・。////(笑)」








N「ぅん、でも。・・・僕、いまは。いぃ。」








O「・・・。(笑)」





僕、は。・・・・


その景色を。





N「・・・・。」





その。青一色のその。・・・景色を。


大野さんごと。


切り取って。しまいたいと思った。








N「あ!・・・そうだ////・・・」








O「・・・。」











一応、持って来ていた。


水着に、さっと。着替えて。





薄手のパーカーを、羽織ると。





首の後ろに張り付いていた。


髪をゴムで。


ひとつに。まとめた。





また。


ぺたんぺたんと。





大野さん////のいる。





プールへと進んで、行く。








N「・・・。ビール。」





O「ん?」





N「飲んでるほうのが。」


O「・・・・。」





N「多いんじゃ。ないですか?////(笑)」





僕は楽しげに。


プールサイドに腰かけ、ながら。





大野さんに。話しかける。








O「・・・・。」





N「ん?」





O「・・・。いや。」





O「・・・。」





N「・・・・?」





僕は携帯を。カメラのように、構える。








だから。


・・・。ヤバい////って。・・・・


・・・その、・・・ビジュアル////が。・・・全て、が。・・・・





僕は。


濡れた髪を後ろに流した。





大野さんを。


画面の中に、・・・収める。・・・・。





こんなに////堂々と。・・・・





写真が撮れる////、なんて。・・・・





N「・・・。///////♪」








カシャッ!、と音がして。





O「・・・。」





O「撮んなよ。(笑)」





N「・・・。ぁ////、ぃや?」








O「別にいーけど。」





N「・・・。////(笑)」








何枚も。何枚も。角度を変えて。


携帯を構えて。・・・・


写真を撮る。





N「・・・・。」





それを撮るたび、確認。・・・して。





N「僕////才能、あるかも・・・・」





O「自分で言うなよ。(笑)」








N「うふふ////(笑)」





目を細めて、ニコニコ笑う。





O「・・・。」





O「おまえも撮ってやろーか?」








////////





ぶんぶん、首を振る。








ぴちゃぴちゃと。


足で水面を、蹴り、ながら。





O「・・・じゃぁ早くこっち、来いよ。」





N「・・・もぅ、ちょっと////・・・・」





僕は携帯を。置いて。





後ろに手をつく。








・・・今、はただ。・・・・・


・・・もう、少し。


・・・もぅ、少しだけ////・・・・・





・・・ただこうして。


・・・この景色を。見て、・・・ぃたい、の。・・・・////♪











N「きゃぁ//////!!!!」





O「・・・。(笑)」





その足を。


ぐぃっと、急に。・・・大野さんに、





引っ張られた。








ボチャンとプールに、ずり落ちて////、


すぐに引き寄せ、られて。





抱き締められる。








N「・・・〜〜〜////・・・・」





・・・ちゅ、





!!!





その驚く、僕の。


唇にキスを、して。・・・・





N「ん////、」





O「いつまで。」


O「焦らしてんだよ。(笑)」





N「そうぃぅんじゃ。ないです////・・・・」





O「・・・。(笑)」





N「・・・。」





大野さんが。水の中で。





僕をぎゅぅぎゅぅ、抱き締める。








N「・・・・。」





N「・・・。大野、さん////、・・・・」





O「・・・。?」





N「どうしてもぅ、」





N「カタク、なってる、の////・・・?」





さっき、から僕////の。・・・・


僕自身の、近くに。


それが。・・・当たる////、から。・・・・・








O「・・・。おまえが。」


O「色っぽいから。」





N「・・・。ぇぇ////?(笑)」





くすくす、恥ずかしそうに。


おまえが笑う。





O「・・・・。」








O「すげぇ。色っぽい。」








N「・・・////」








O「たまんない。・・・」





僕の。胸に顔を、埋める。








N「・・・・////」








・・・ちゅ、・・・ちゅ。





濡れた、パーカーの。


ジッパーをゆっくり、・・・口で下げ、ながら。








N「・・・ん、〜〜〜////、」





僕の。胸にキスをして。





N「・・・ぁ、」








そのまま僕の。


感じる、ところに口を。付ける。





N「・・・っ、」








N「・・・は////、」








O「ここ、感じる。・・・?」








N「はぃ////、・・・ぁ・・・・」








荒い、息を吐く。








僕を、抱えて。


腰を両手で。支えて。・・・・





そこを何度も。舌を出して、愛撫する。





僕の首筋を、・・・・


後ろから。掴んで。





指の先で。・・・優しく、撫でて。・・・・





N「・・・ぁっ////、・・・は////・・・・」





N「・・・ぁ////!・・・〜〜・・もぅ、む////、り。・・・・」





N「・・・大野////さ、っん、」








たまらずに。


逃げる、ように。


半身を、のけぞらせると。





そのまま苦しいくらい。


きつく。抱き締められた。









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