■小さな恋のうた その2

□1・会いたかった
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・・・何を。見ても。





・・・どこを。見ても、・・・歩いても。





ふわふわ。ふわふわ////、





現実味が。・・・なくて。








なん////・・・なんだろ。








本当に。


ずっと夢の。・・・中にいる、みたい。・・・・





夢の中の。出来事みたい。・・・・・








N「あ。」





本屋さんを、・・・見つけて。





いつも読んでる。ファッション誌を、手に取って。


ぱら。・・・ぱらとめくる。








何も頭に。


入って////、・・・来ない。








おなかも、いっぱいだし。





・・・・。





・・・胸も////、いっぱいで。





何も喉を通り、そうにない。











・・・そんな、風にふらふらと。








空港の中を。・・・彷徨い、歩いて。








どれくらい。


時間が過ぎた。頃だ、ろう。








突然。


ポケットに入れておいた。





携帯電話が、フロアに、鳴り響いた。





!!!////














O「いま。着いたから。」





慌てて////、すぐに。電話に出ると。





・・・。大野////、・・・さん。・・・・////♪





O「二宮?」


N「・・・はぃ////、」


O「いまどこ?」


N「・・・・。」





落ち着いた、大野さんの。・・・いつもの声がした。











N「・・・。//////」





大野、さん////・・・・











言われたゲートを目指して。





動く歩道の横を。


早足で。通り、過ぎる。





・・・はぁ////、・・・はぁ、・・・・








あ!!////





・・・どんな。格好をしていても。


すぐに。わかる。





遠くから。


大野さんが小さな。キャリーバックを引きながら。


歩いて、来る姿が見えた。・・・・





N「・・・・。」





N「・・・。///////」





N「・・・大野////、さぁ〜ん!!」





ぶんぶんと。手を振る。








O「・・・。(笑)」








待ちきれなくて。また。


通路の脇を、


僕からも。早足で、・・・戻って、近付いて。





大野さん////、・・・大野さん。・・・・





・・・はぁ////、・・・はぁ、・・・・・








大野さんの目の前に。・・・立ちすくむ。











O「・・・。お待たせ。(笑)」





N「・・・・。」





O「ん?」





N「・・・大野さぁん////、・・・」


O「・・・。(笑)」


N「・・・会いたかった////・・・・・」





手を拡げて。・・・きゅぅっと。


大野さんに。抱きついた。





大野さん////、大野さん////・・・♪♪





O「・・・。(笑)」





O「・・・・。」





ぎゅっと。





N「・・・///////」








大野さんが僕を。


抱き締め、返してくれる。・・・





大野さん////・・・・!








N「会いたかったの、・・・・」





大野さんを。見上げる。





O「うん。(笑)」





O「ごめんな?」


O「遅れて。」





///////





ぶんぶんと僕は。


首を。振って。








N「ぃいの。・・・」


N「会えたから////・・・・」





O「・・・。(笑)」





会えたから、って。





会えるだろ、・・・普通に。(笑)








N「もぅ。・・・満足////・・・♪」





O「なんでだよ。(笑)」





O「これから。」


N「・・・////(笑)」





O「行くんだろ。(笑)」





N「・・・。///////」





これから。・・・行く。・・・・////♪





夢じゃ////・・・ないんだ。・・・・





僕は、嬉しくて。


ニコニコ////、笑顔を向けて、笑った。









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