■小さな恋のうた その1

□4・いつもの声
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「・・・。おかえり。」


「あ。」


「・・・遅かったじゃん。」





「智くんは。」


「早かったね。」





「うん。」








「今、風呂沸かしてるから。」


「ありがと。」





「はぁ〜〜疲れた。・・・・」








「お腹も、すいたし。」


「なんだよ。」


「・・・?」


「なんも食って、ねぇの?」


「うん。」





「・・・なんか、作ってやろーか?」





「・・・いいよ。(笑)」





「飲んで。終わりにする。」





「・・・。(笑)」








すっと、スーツの上着を脱ぐ。





後ろに手を廻し。


スカートのファスナーに、手を掛ける。





「・・・・。」








「その前に。あたしもお風呂入る。」





「・・・。」





「もぅ////、足がぱんぱんだよ。」





「じゃぁ。」


「・・・。?」





「一緒に。入ろうぜ、」


「・・・。(笑)」





「おれが。マッサージ、・・・してやるよ。」









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