■小さな恋のうた その3 【完結です♪】

□14・久しぶり
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「潤くん?」





「ぅん。・・・ぅん。(笑)」





「・・・。わかった。」








いつものように。


潤くんと飲みに行く。約束を、する。








携帯を。


ロックして。





ポケットに、仕舞う。








「・・・〜♪・・・」





「〜♪・・・・」





「・・・ぃまは。・・・・」





「・・・まだ、想ぃ出にはぁ、」


「・・・できなぁぃ、・・・・」





「・・・したく、なぃの。・・・・////♪」


「・・・んんん、んん〜♪」





「・・・ららら〜////、・・んん・・・・・」


「・・・んん〜ん♪・・・んんん〜・・・」








もう癖みたいに。・・・なった。





唄を口、ずさんで。











・・・。大丈夫。





僕は、大丈夫。








呪文のようにそう。・・・唱える。








・・・強く、なる。・・・・





・・・そう、


・・・あの人////、は。・・・・


・・・そうぃう。


・・・ひとが好き////、だから。





・・・・・。








「おまえは自分をよく、わかってるよな。」





「いつも。」


「先を見て、前を向いて。」





・・・・。





「一生懸命で。」








・・・。///////・・・・





目を閉じて。


大野さんが僕に。・・・くれた。


優しく、僕に囁いて、くれた////・・・・





その言葉をまた、思い出す。








大野さんを。


忘れるために。





大野さんから。


言われた言葉を使うなんて。








なんて。


矛盾してるんだろう////って。





自分でも。思う。・・・・








でも。





そんな、自分が。





大野さん////、が。・・・・





まだ、・・・好き。・・・・////♪








「・・・。///////」








散々、潤くんに。





泣き言を言ったけれど。








それでも、大野さんのところ////に戻らなかった。・・・・





・・・もう2度と、会わない。





・・・。自分でそう、・・・言ったとおりに。





「・・・・。」





我慢////して。





頑張った、


自分をまだ。


好き////で、・・・いられる。





・・・・。





人から憎まれて。


恨まれて。


・・・・。





そう、きっと。・・・・


全てを否定、されて。





大野さんの、愛する////人に。・・・・


そんな風に、思われて。





その上、自分まで。


自分を////憎んだら。





自分が可哀想////、・・・だもん。・・・・





「・・・・。」





「・・・////////」





「・・・〜〜♪」





「・・・〜♪・・・夢でも。いいから・・・////・・・・・・」








「・・・・。」


「・・・////?」





・・・・。


・・・ふと、人の気配がして。





ぱっと、振り返る。














Featuring by 「夢」Jun Shibata・・・♪


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