■小さな恋のうた その3 【完結です♪】

□13・まだ
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「・・・ん////・・・っん、ふ・・・・」





「・・・・。」








「・・・ん、・・・////んっ・・・・・」





目を、閉じて////・・・・・


精一杯。





思いつく、限りの、精一杯////・・・・


手と、唇と舌、を。


・・・尽くす////・・・・・・

















「・・・・。」


「ごめん。」





「・・・・・。」








・・・ちゅ。・・・ちゅ。





あなたのものに。


キスをする。





「・・・。」





「あやまらないで。(笑)」





「こんな////時に。・・・・」





「・・・・。」





ちゅ。・・・・





また。キスをして。








「愛してる。」





「・・・・。」





「愛してる////智くん。・・・・」








あなたの上に戻って。





頬に両手を添えて。言う。・・・・





こんな風に。


言ったのも、もう。・・・・


どれくらい、ぶりだろう。








「・・・・。」


「おれも。おまえが。大事だよ。」





「・・・・。」





「・・・。」








お互いを。見つめ合う。








「でも。」





「・・・。」





「なんで。だめなんだろな。」





「・・・・。」








「おれ。」





「ゲイなのかな。」





「・・・・。」


「・・・・・・・・。」





「あははは////・・・・」





「それ。」


「笑うとこか。・・・・?」





「・・・。あはは////、はは・・・・」





涙が。


出て。





あとから出て、出て。


止まらない。・・・・








「・・・・ふふ////・・・・・」





その、顔を覆って。


拭き取って。








「あたしたち。・・・」


「・・・。」


「もう、どの位。してないのかな。」








「覚えてねぇ。」








「・・・。確か。1年くらい。前からだよ////、」








・・・私は。少しだけ、覚えてる。








・・・今なら。わかる、思い出せる。








あなたが少しだけ。


様子がおかしくなって。








「・・・・。」





家にいても。ぼぅっとしてたり。





何か。・・・・


考え事、してたり。





「・・・・。」








そう。あなたが彼に。・・・・





恋を、してからだ。









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