■小さな恋のうた その1

□17・プレゼン
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N「・・・。」


N「・・・。///////」








すぅ。





僕は。


深呼吸して。








はぁ////・・・・





静かに。息を吐く。








くるりと、会議室を。・・・見渡して。





すぐに。


大野さんに。だけ。・・・・


目が、止まる。








O「・・・。」





僕をじっと。・・・見つめる。








N「・・・・。」





よし////、








N「・・・お手もと、の。・・・」


O「・・・。」





N「・・・資料をご覧////、下さい。」











スクリーンに映し出された。





裸の、透明のマネキンに。





カチ、カチ、・・・と。





サイドバーから次々と。


服を選んで、ゆくと。それが。





一瞬でそのマネキンに、着せられる。





O「・・・・。」








N「テーマは。・・・着せ替え。」





N「「Dress-up doll」です。」





O「・・・・。」











スクリーンを見ながら。


次々と。説明、・・・してゆく。





N「この。・・・マネキンを、まさに。」


N「着せ替え人形に、見立てて。」





N「web上で自分の好きなように。」


N「着せ替えができる、ようにします。」








N「・・・。」





僕は資料を、置いて。





前を向く。





N「・・・せっかくこの、ブランド、・・・±では。・・・」


N「何万通りと言う、」


N「組み合わせができるのに。」








N「リサーチによると。」


N「実際には、ほとんど好きな。・・・ブランド。」


N「またはその。組み合わせでしか。」


N「服を、選んだり。・・・着たり、しか。していません。」








N「たくさんの。服を自分で試着、するのは大変////ですし。」








N「自分には。こんな。色が似合う。」





N「こんな。色は似合わない。」


N「こんな。柄は似合わない。」





N「そういう。・・・固定観念があるからです。」








O「・・・・。」








N「それを、取り払い。」


N「新しい。自分を発見、するのが今回の。」


N「テーマであり、ひとつの。・・・」


N「大きな目的でも。・・・」


N「あり、ます////、」





O「・・・・。」





O「具体案は?」











N「・・・。」





大野さんが。指示を出す。





N「・・・。はい。」








N「アバター方式を使いたいと思っています。」





O「・・・。」





僕は自分で作った。


デモ画面を操作、して。





説明、する。








N「自分に似せた、・・・マネキンを作って。」


N「それを自由に。」


N「着せ替えできる、ようにします。」





カチ、カチ、・・・と。


画面で実際に。やって見せる。








N「選んだ商品はその場で。・・・」


N「購入もできますし。」





N「店に予約をしてもらえれば。」


N「店内でそのまま。試着をする事も、できます。」








N「できたらカラーコーディネートのアドバイスや。」





N「予算なども。・・・」





N「示せるようにできるといいな、と。考えています。」








N「今の、時点で考えうる。」


N「問題点と懸念事項は次のページにある。」


N「通りです。」





N「僕の。・・・発表////、は、・・・」


N「以上。です。」





ぺこりと頭を下げて。


静かに席に。ついた。









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