■小さな恋のうた その1
□11・ブランド
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僕の担当する、事になったブランド、「+O」「+S」、
・・・ほんとは。大野さんが担当してる。
総括してる。
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「_A」「_J」・・・あ。あと「_N」も。あったかな。
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・・・ほんとはそっちの。・・・・
アンダーバーのグループに。入りたかったけど////・・・
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こればっかりは。仕方ない////、
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「今度。・・・・」
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・・・////緊張、する。
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部署ごとに、集まって。
初めての。・・・自己紹介の、挨拶。
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みんなの視線が、注がれる。・・・・
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ひそひそ。・・・声が、する。・・・・
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うん。・・・大丈夫////、・・・・
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こういうの////には。慣れっこ、だから。・・・・
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「・・・今度。・・・こちらの部署に配属に、なりました。」
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「・・・二宮、です////、」
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「一生懸命////頑張ります、」
「どうぞ宜しく、お願いします。////」
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・・・考えて。来たコト全然。・・・言えなかった////・・・・
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そう。思いながら。
僕はぺこりと。頭を下げて。
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顔を上げると。
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少し離れた。
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・・・・。
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デスクの先に。
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大野さん////、が前に、立って。
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こっちの部署の、人達と同じように。集まる、・・・・
・・・たくさんの。人の、かたまりが、見えた。
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どこにいても、まるで。・・・・
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カメラの、フォーカスが絞られる、ように。
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スポットライトが。当たる。・・・ように。
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大野さんのいる場所が。わかる。
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大野さん、だけが。・・・
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大勢の。中から。
まるで浮かび上がる、ように。・・・見える、ようになって、しまった。
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不思議だ////・・・・・
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マジックだ。・・・・
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・・・。(笑)
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僕はもう。
これから始まる、広がる僕の。新しい世界に。
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期待で胸が。わくわく、していた。
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