徒然

強さを求めて生きよ
◆no title 


未ファで配ったお菓子の箱にはっつけといた絵ですー!たくさん作った割に余っちゃったwww
これあったらアオトですね、ちなみにレックスコートのバン君が一番数少ないです

2012/11/13(Tue) 17:37 

◆段戦小話 

「夢は覚めた、キリト?」
オタクロスとなにを話したのかは知らないがダックシャトルにいたキリトの表情はどこかすっきりとしていた。
バンは首を傾げる。
「夢か…。そうだな、人が生き返るなんて、悪い夢を見ていたよ」
「………俺も見たかったよ、そんな悪い夢を」
誰かが生き返るなんて、なんて幸せな悪夢。それに身を投じたのがキリトで、なにもしなかったのがバンだ。レックスを失ったばかりの頃のバンはキリトのようになっていてもおかしくはなかった。
エイミーを生き返らせることに躍起になったように、レックスを生き返らせように必死になっていたかもしれない。キリトはもう一つのバンの未来だったものだ。
「ダメだね、レックスがそんなこと願ってないってわかってたから……、できなかった」
「……俺も、エイミーがほんとは望んでいないって気付いていれば良かったんだろうな」
自分が可愛いから気付けなかったよ、彼女の笑顔を見るのが幸せで、自分がその幸せをまた体感したいばかりに身勝手なことをした。
「………いっそ死にたいって思ったんだ。レックスがいる場所に、俺も」
「…それはない。死んだらそこで終わりなんだ。もう彼女を感じられないなんて嫌だ」
「…俺達、全然合わないみたいだな」
「ああ。似たような境遇でもここまで違う」
にやり、と二人は視線を交わらせる。
『LBX以外は』
声をそろえて言った言葉に、二人はまるでずっと前から友達だったかのように笑った。
「バンでいいよ、俺のこと。改めてよろしく」
「しょうがないからよろしくしてやるよ、バン」
そうして二人は何気なくお互いの手を取った。


実際エイミーが笑うよりも、キリトが頭おかしくなってエイミーは生きているって妄想していることが解決への一番の近道wwwww

2012/11/08(Thu) 23:50 

◆段戦小話 

真実が泣いているのを見てバンは膝を着き真実を抱き締めた。
小さな身体だ、とふと思う。バンよりも大きい、しかしレックスよりもずっと小さな身体。あのとき支えたレックスの身体をバンはいまだに明確に覚えている。だからこそ、辛い。
レックスの望みを、望みだったものをこんな小さな身体で叶えようとしたなんて。
「………届いて良かった…」
バンは安心して、呟いた。視界が滲むが仲間には背を向けているし、真実もバンの肩に頭を預けていて誰もにもバンが泣いていることは気付かない。
「今度は届いて良かった……!」
あの時伸ばした手が掴んだものは空気で、遠くにはあの人の笑顔があった。もっと長い腕が欲しかった。その言葉の意味がわかったのだろう、真実はバンの身体に縋るように手を回す。肩が濡れるのを感じた。
「…………兄さん……!」
流れる涙をバンは気付かないふりをした。
「兄さん、兄さん、兄さん!」
泣きながらたった一人を呼び続ける真実。そう、いっそ思いきり泣けば良い。きっとレックスが泣くことを許されなかったように、彼女も泣けない立場にいたはずだ。だから今だけは泣けば良い。
「闇に閉ざされた世界を、きっと輝かせてみせる。俺はレックスと約束したんだ。何一つ諦めたくなかったから、諦めないって言ったら、やっぱりレックスは笑ってくれた」
レックスの行動を全て止めてみせたからかもしれない、全部の手段を奪われて笑うことしかできなかったのかもしれない。それでも受け入れてくれたんだ。
「俺の勘違いじゃなくて良かった……。レックスは、確かに俺に世界を創れって言ってくれたんだ…!」
ねぇ、俺達頑張ったよ?少しくらい休んでもいいでしょう?元気が出たら、またあなたの為に戦うよ。
だから、夢の中であなたに会いたいんだ。頑張ったなって褒めてよ。
「お疲れ様、真実さん。一休みしたら俺と一緒に、未来を作ろう」
「…………山野、バン…。私まだ、兄さんの役に立てる……?」
「立てるよ。大丈夫!レックスから希望も絶望も受け継いだ俺達にしかできないことがきっとある!」
真実が笑ったような気配がして、すぐに身体から力が抜ける。疲れ切って眠ったのだろう。
「………ありがとう、真実さん」
あなたがいてくれたから、俺はレックスにまた会えた。


でも正直あの場面はエイミー呼び出してやれよと思ったさ!

2012/11/08(Thu) 23:37 

◆段戦感想 

ようやく見れたよ、段戦W41話!
あれ、あらすじがない、だって…?
真実さんまだなにか隠し持ってたらしい、迷惑←
ていうか真実さんなんかもう壊れればなんでもいいとか思ってるでしょ
ウザタクのあんぐり顔wwww
OP始まったので感想いっきまーす!!

突然ジン様飛び込んで来て彼空気から脱出したww
頷くときのヒロの顔どうしたwww
過去のデータを知られてもバン君とジン様は義光に勝ったよ、全て読まれても進化したよ
優しいチートファザーの解説によりヒロの目が光るのは集中力が高まっただけだとか
真実さんはLBXに詳しくないんだからもうやめよう、ね?
うっかり両方ウェポンフォームになって身動き取れないとかなったら超可愛いwww
あれ、あっさり倒せた?まだ七分だよ?
真実さんの余裕な顔が癪←
「お前に兄さんのなにがわかる」お前こそなにがわかる!
あの時、レックスとバン君は確かに誓ったんだ。世界の再構築ではなく、未来の変化を!
二人が一人になっても、そこに意志がなくなったわけじゃないから、笑ったことを確かに覚えているから
だからお前にこそわかるものかって怒鳴る権利がバン君にはある
高性能過ぎるアダムとイブwww
レックスの写真!バン君が凄い切なそうにそれを見てる

レックス―――!!!!!

精神の再構築って、そりゃ盗み聞きするつもりはなくても、でもバン君とレックスの二人の時間を邪魔されたみたい
真実さんの「え?」
バン君と言う希望もあのままサターンと一緒に壊れてしまうくらいなら、希望を壊すくらいならいっそ全ての責任を負って死んたレックスが……
あのとき、あんな有事の際中だったから言葉なんて全然なかったけど、確かにわかっていてくれたんだ
確かにあのときレックスとバン君は通じていたんだ。希望はこれから大人になって世界を創る子供が持っているからって、一番輝いていたバン君が教えてくれたんだ!
レックスの笑顔とバン君の哀しい顔が切なくて…
アダムとイブが容赦ねえwww
勝手に呼び出してダメだしとかふざけwwwww
ハルカさん、やめてください死んじゃいます
恐い恐い恐い、アダムとイブ超恐い
後何回死ねばいいの……?
「終わりね、兄さん…」
ランの恐ろしいライダーキックが炸裂したwwwww
バンさんがイケメン過ぎて辛い……
オタクロス!?
勝手に望んで勝手に絶望して、その人がなにを望んでいたのかを考えるべき
おそらくこのアニメで一番の有能な大人はオタクロスwwww
あれ、ガーダインさんwwwww
大切な人のことだから救いたい、でも大切な人だからこそ救われて幸せなのかも考えなくちゃいけないんだ
ところでキリトさん宇宙服着てないんだけど大丈夫?
ガーダインなんて上っ面な正義だったよ、はんっ!
つまりあれですよね、チートファザーが黒幕でしたって発表するために残れってことですよね
結局総理なんしてくれたのさ、八神さんは仕事したけど……あれ?
キリトはなんなんだよwwwwほんとにエイミーどうにかしたいならまずお前がどうにかなれ
ハルカさんに再就職のお誘い
ヒロって言う子供よりもアダムとイブって子供を優先しちゃったこと、後悔してる?
今度こそ父と子で帰れるのかな
あれ、まだ続くの?
ふ……。41話のプロローグ、か……
気の長い話しじゃないか!やりおるなL5!!
どうせあれでしょ、映画の複線とかそんなんでしょww
総集編か…、もちろん見るよ!!!

2012/11/08(Thu) 23:32 

◆アオトぐだぐだ日記 

段戦見れなくてどことなくイラッとしていたのもなんのその、日曜日のことを考えればワクワクしてくるアオトです( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)
安定の落ち着きのなさ、落ち着いているアオトとかもはやアオトではないwww

だからバン君受けをいっぱい補充するんだ!でもなんか皆様の素晴らしいバン君受けあるならアオトとかちょっと存在いらなくね?


………………………あれ?

アオトの存在意義がミスディレクション?意味なくね?
待って冷静に考えれば考えるほど不安になって来た

考えるのやめとく…(´;ω;`)


最近自分が読みたいバン君受けがわからなくて小説書けないの、なんか迷子なの、ジン様の影が薄くなりだしてから←
だから未ファできっといろんなことをまた感じられると思っています、なにカッコつけてんだこいつ
そういやさ、昨日火葬曲って名前の音楽聞いてたら唐突にジンバンの替え歌浮かんだんだけどこれどうすればいいと思う?放置?ですよねー


とにかく!ちょっと風邪引いたアオトは元気出して頑張る!
それに更新しなくなった駄文も一つにまとめよう!部屋の掃除しよう!
今の学校なメンバーはイナ段をバカにしたから許さん!子供向けってつまらないよねじゃねーよ!!お前自分が子供じゃないとでも言いたいのか!?子供心を忘れてそれならお前の楽しみはなんだ!?
とは言わなかったwww
なんか、半年は学校にいるのにどこか馴染めないアオトの愚痴。

なんだこの書きたいことを思い付くままに書きなぐった日記は

2012/11/08(Thu) 09:34 

◆段戦小話 

「あなたは可哀相な人だよね」
バンは嘲るように蹲った真実を見下ろす。威圧的に、蔑むように。
「…………」
放心したようになにも答えない真実にバンは笑みを深めた。背後にいる仲間も、真実とバンの間に立つハルカも無視してバンは言う。
「あなたは可哀相な人だよ。憐れで、愚かだ」
戸惑うような空気が流れる中、バンは一歩前へ出た。
「レックスとろくに会えなかった。レックスの意志を勘違いした。ましてや自分の目的すら満足に達成できない。なんて可哀相な人!結局なにがしたかったのか俺には全然わからないよ」
それはまるで善人が同情するような声色を含ませていたが、それ以上に悪意の棘がバンの表情に溢れている。
「………兄の、願いを…。世界を……」
「レックスの願い?世界の浄化?破壊?削除?破滅?除去?あははは!…自惚れないで」
表情を全て削ぎ落としてバンは言う。
「笑わせないでよ。兄の願いだとか兄の望みだとか、あなたがレックスの何を知っているって言うんだよ。レックスは確かに世界を憎んでいたさ。あなたと同じ様にね。でもあなたは世界が憎いなんて言わないで、レックスの望みだと言うんだね。世界を敵に回す勇気がなくて、レックスのためだと言うんだね。レックスは一言もそんなこと言わなかった。ただ純粋にこの世界が嫌いで憎くて疎ましくて。全てを敵に回す覚悟があって、それでも成し遂げたかった彼自身の正義。それなのにあなたは自分が正義だとは思っていないでしょう。自分がしたいようにしておきながら、それがレックスのためだからって言うんだ。間違ってても兄の望みだから、健気にも妹として叶えてあげたいとかそんな身勝手なこと言ってるんだ!調子に乗るなよ!レックスはあんたのことなんか全然気にもしてなかった!妹と離れ離れになったとは言ってたけどそれだけだ!自分が宝物みたいに思われてたと思ったわけ?レックスは最後まで自分と世界のために生きて死んだよ!」
あんたがレックスをどれだけ大切に思っていたかなんて、そんなの知らない。とバンは呟いた。
(これは……嫉妬だ)
感じるのは有り余る嫉妬。レックスはきっと心のどこかで彼女のことを想っていたのだろう、探していたのだろう。なんて妬ましい。一筋の涙が床を濡らす。涙も流せず茫然とする真実がバンを見た。
「………血は水よりも濃いんだ…」


(俺がいくらレックスを想って涙しても)
(あんたに流れる血の方がレックスに近いんだ)
あぁ、なんて妬ましい



視聴者全員騙して欺くL5からの裏切りについて真美さんに八つ当たりwwつーかマジでレックスだと信じていたのに…

2012/10/31(Wed) 20:32 

◆段戦感想 

段戦全裸待機しようと思ったのに家に着いたのが思った以上にぎりぎりで、「うおぉぉぉぉ!」とか言いながらテレビの前にスライディングしてスイッチを入れて見せたアオトですが、残念なことに映ったのはOPの終わりのバンヒロランの三人が揃った所でした…。くそっ………、バン君の優しい解説見逃した
そこまでしてちょっと息切れしつつ、段戦W40話の感想始めようと思いまーす!!


なんかさ…、妹さん(真実さん?)の声、とっても微妙。と言うかあれだよね、幼少期の面影よりもレックスの面影のが強いよねwww
余裕でガーダインのこと舐めてる真実さんwww
なんか去年のコウスケみたいにLBXがぴかぴか光り出したと思ったら、ランちゃんの「だからなんだぁああああああ!!!」がイケメン過ぎてうわぁぁってなった
と、言うかあのランちゃん去年のバン君の「調子に乗るなぁああああ!」にそっくりで凄い好きかもしれない
「神の鉄槌をくらうがいい!!」とか言ってるけど、真実さんの中のレックスがいったいどれほど厨二なのかと心配になる
レックスもうちょっとなにか違ったとアオトは思うよ!!
ハルカさんの言葉を全てスルーしつつ戦いに没頭するヒロwwww
良くも悪くも真っ直ぐで純粋過ぎた真実さんは、憎悪とかレックスのこととか溜めこみ過ぎて歪んじゃったけど、やっぱり素直だから三人同時に相手してくれてるwwwww
レックスはバン君以外相手にしようとしてくれなかったwwwwww
だからさぁヒロの能力をいい加減どうにかしてくれよ、説明を求む!!
1201!映画イナダン!!
ヒロ君の説明は全て筒抜けで、ですよねーwwwwてなったwww
「それがなんだと言うの」って言う真実さんはレックスと違ってLBXに詳しくないと見た
やっぱり最強はレックスだけだよね
負けて、それでも必死に戦おうとして、レックスのコートを羽織っていて、その姿に無償に泣きたくなった
アダムとイブの裏切りとか、辛……
蹲る真実さんが予想以上に小さくて、BGMが穏やかなのにやっぱり泣きたくなった
たぶんこの痛みを分け合えるのはバン君だけなんだ………
キwリwトwwwwwww
え、それはアダムとイブ怒るんじゃないの…?と思ってるんだけど、どうなるんだろう?と思ってたら、アダムとイブがついに暴走したwww
これはなんかあれですよね、去年のイフリートのごとく「意志を理解したんだ!!」って奴ですよねww
違った勝手に行動してるだけだったwwww
そりゃさっさと壊してしまおーぜとかそんな結論に至ったら拒否るわwwwましてや一回停止されてんだからさ
黙って共存の道を考えれば良かったのに、ハルカさんは短絡過ぎる
ニックス本部壊してもなにも恐らないよ!て誰か冷静に言えばいい
自分達の生みの親さえ壊そうとするアダムとイブがガチ恐……
お前もうCCM動かしても意味ないだろwwwと真実さんに言ってやれよ「調子乗ってんじゃねーよ、お前なにもしてねーだろ」て(酷い)
いつも思うんだけどEDのヒロの走り方妙にぴょんぴょんしてない?

2012/10/31(Wed) 20:30 

◆段戦小話 2 

「………レックスじゃ、ない…?」
何故かバンは無償に泣きたくなった。泣いて叫んで喚いて、全てを投げ捨てて、この広い宇宙に身を飛び出して、そうして全てを置いて死んでしまいたくなった。
そう、思い返せばすぐにわかる。
『レックス…?レックスなの!?』
あのとき混乱していてわからなかったが、彼―彼女は頷かなかった。それが全てだ。
レックスじゃない。レックスはバンに願いを託したレックスのまま、ただ希望を託して逝ってしまった。
「………レックス」
嬉しい。哀しい。悔しい。痛い。
レックスはバンに願いを託した後、歪んだわけではなかったのだ。そう、あの人はバンを裏切ってなんかいなかった。それでもやはり死んでしまっていて、もう生きている可能性なんてないんだなんて再確認させられた。思い返されるのはレックスが語った言葉とあの時自分を押し出した腕。結局バンはなにも救えてなどいない。もうなにもわからない。理解もしたくない。とにかく痛い。
「………人が人であるために…、もう一度考えるんだ…」
そう。彼の願いは、人が考えること。思考し、空虚な毎日を送るわけではなく、手探りでもちょっとずつ生きて行く、人の姿。獣のように生きるために生きるわけではない、思いやりに溢れた人。神のように命を平然と奪うわけではなく、ただ手を取り合い助け合える人。それをレックスは望んだのだ。
だから彼女は間違っている。
「レックスのCCM、返して」
「………なに?」
「俺の中にもレックスは生きている。そして俺が知っているレックスが本当に望んだことは浄化じゃない!だから、それを返して!」
「自分のものだとでも言うつもり?最後まで子供扱いされていたあなたに、私達兄弟の想いがわかるわけない!」
「それでも生き別れたあなたよりも俺はレックスのことを知っている!あの人が死ぬ間際に言った言葉を知っている!一緒に助かることもできたのに、それをしなかった決意を俺は確かに知っているんだ!だから俺は、レックスのために、レックスが大切に思っていたあなたを止める!」
「知ったような口を聞くな!どうせお前も、兄が悲しむからやめろとでも言うんだろう!?下らない!兄は私の中で生きている!それ以外どこにもいない!もう兄は悲しむことすらできないんだ!だからそんな言葉で私は止まらない!兄は私の中で囁く世界への恨みを知っている!だから私達は兄弟で世界を変えるんだ!」
「そうだよ、もうレックスはどこにもいない!だからこそあなたは間違っている!それはあなたが自分の憎しみをレックスに押し付けているだけだ!だから俺は、あの時のように憎しみを止めるんだ!これ以上レックスを侮辱させない!」
受け取った希望も絶望も同じ人から送られたものなのに、何故こんなにも道を違えてしまったの?


(どちらかが道を踏み外した)
(どちらも道を踏み外した)
(それでももう戻れないから)

―――
レックスだって、信じてたのにな

2012/10/24(Wed) 20:45 

◆段戦小話 

これこそが正義だって?笑わせる。
バンは昏く笑う。レックスも昏く笑う。二人は気付かぬ内に同色の笑みを浮かべていた。
正義、確かにそれは正しいことなのかもしれない。しかし強い正義はその強さ故に他人から悪になりやすい。だからこれは悪なのだ。
いくらどんな過去があったとしても、どんな理由があったとしても、それは許すべきではない。
「………いっそレックスみたいに、問いかけるための力だったなら…」
俺も許してあげられたのに、ね。とバンは笑う。力での支配こそあの人が何よりも嫌悪したもの。力ある者が仕組んだ戦争を消すために戦ったあの人の侮辱するかのように、自分が正しいと支配する人間をバンは決して許しはしない。
「…………力あるからこそ世界を正そうとする、その信念だけは…」
同意してやってもいい、と包帯の下で自らを偽った女性は笑う。それでもそこに世界を破壊する目的なんて存在しない。あるのは自分が王者になる未来のみ。王者になると言うことは支配すると言うこと。支配すると言うことは支配する世界があると言うこと。世界が存在する未来なんていらない。
「人は獣にあらず」
その言葉が通じるのは、この場にたった一人だけ。階段の下にいる少年ただ一人。少年はぽつりと呟いた。
「……人は、神にあらず」
わかっているのかもしれない。この少年には。もしかしたら、この場で唯一同志になれたかもしれない存在に女性はなにも言えない。
「まるで獣のように」
生き急ぐ人間は、兄が望んだものではないのだ。
「まるで神のように」
錯覚した人間を、レックスは目覚めさせたかった。
同じ想いをこうして抱えているのに、どうして今向かい合っているのか、それだけがわからない。
ただ今は無償に泣きたかった。同じだけの想いを抱えている二人は、きっといつまでもお互いのことを知り尽くして、同時にお互いをなにも知ろうとしないのだろう。もっと早く会っていれば傷を舐め合うこともできたのに、二人はもうそれもできない。
「もうどうにもできないのなら、全てを終わらせるべきなのよ。それこそが兄の本当の願い」
「可能性はゼロじゃない。正しい道に戻せるってレックスは信じて、戻ることを願っていたんだ」
「兄がいない世界も、兄が望まない世界も消えればいいの」
「レックスが憎んで、同時に愛した世界を守ることが俺の役目なんだ」
「だから私は、山野バン、あなたを倒す!兄の希望を背負っていると自惚れるあなたを!」
「あなたがレックスじゃないなら、俺はもうなにも迷わない!レックスの願いを勘違いしたあなたを止める!」


(誰よりも世界を変えたかったのは彼で、誰よりも世界を変えようとしたのも彼で)
(それなのにその願いはみんなの願いじゃなかったから、理想にはなりえなかった)
(たった一人でもレックスの理想を不幸と感じてしまう人がいるのならば)
(それは理想とは呼べないのだから)
(だからそれは、あっさりと悪になってしまったんだ)

正義なんて大嫌いだ、と怒鳴ることもできなくてただ唇を噛み締めた。

2012/10/24(Wed) 20:25 

◆段戦感想 

そしてまたバン君の優しい解説を聞いたよ!ていうかガーダインの未知のLBXってLBXの元を作ったのはチートファザーであって彼が把握していないものがあるはずないだろ!だってチートなんだから!!!
と、言うわけで一時間スペシャルの気分で段戦W39話感想いっきまーす!!!!!


カスタムカスタムカスタムビルド!!!!
段戦の感想中申し訳ないけど円堂守伝説超欲しい
マッチョカズの力はたかが知れていたwwwとか言いだずアオトはカズをなんだと思っているんだwwww
オタクロスの男前っぷりがすごいwww
バン君は誰を見ているんだろうか、ガーダインを敵として睨んでいるのか、レックスを見ているのか、もっと奥にあるメインコンピューターを見ているのか、どれでも切なくて辛い………
山野博士の説得
この世に悪が栄えたためしはありません!!なんてヒロってばまだセンシマンwww
これこそが正義だ!だなんて、バン君にそれを向かって言うことは許さない
若ガーダインというか若―ダインと言うか、なんでこんなに日本人みたいなの、外人なんでしょ
軍人アルフレルド
なんかすごい申し訳ないけどマジでガーダインの過去とか興味ないや
レックスとバン君がどことなく視線を交わらせて「ちょっとレックス、この話し聞くために俺来たわけじゃないんだけど」「ふ、わかっていないな。この話しは時間稼ぎだ!!」「な、なんだって!?」みたいなアイコンタクトを取っているに違いない
すかさず駆けつけるジン様達
時間稼ぎと思っていたのにレックスたちの背後の数字が会ってから二パーセントくらいしか動いていない件www
LBXの名前がゼウスと来たもんだ、舐めやがって
というかジン様とアミ様とマッチョカズの組み合わせ超かっこいいな!!!
音楽さえ遊びではないと言うのか………
1201、映画イナダン!!!もう誰か行こうぜ!どうせアオト三回は行くからさ!!!!
ガーダインがのりのりでLBXを使ってる。LBXを使える大人って少ないよね、今のとこ祐介さんとレックスとチートファザーとガーダインくらい?
パンドラが白い流星並に輝いているwwアミ様超かわいいwwww
なんか……、やっぱりジンジェシのフラグ立たせる政策が密かに行われているような気がしてならない
「パパ!!」が「バカ!!」に聞こえてちょっと暫く困ったwww
やれ、レックス!!!
ほら来た安定の裏切りwwwwwwwwwと思いながらみんなが戸惑っているのを見るアオト
ほらやっぱり安定の裏切り
え、なになになに生着替え?
うわぁああああああああああああああ!!??
そ う き た か
なんかこれ、レックスの姉……、じゃなかった妹らしいwww
あれ、去年の幼少レックスの画像見た時から勝手に姉とか思ってたけど妹だったとかwwwww
「人は獣にあらず、人は神にあらず、人が人であるためにもう一度考えるのだ。人がなにをすべきなのかを」
世界の人々に希望を託したレックスと、限界を見定めてしまった妹さん
そうして戦うのは、レックスの希望を託されたバン君と、レックスの絶望を理解していた妹なんだ
ところで妹さんの名前を聞き逃したんですがお名前をもう一度聞きたいんですが

すごい、ショックを受けた……
やっぱりアオトはどこかレックスが生きていたことを喜んでいて、おかえりって言いながらバン君と幸せになって欲しくって、だからこそ本当に死んでしまっているって決められたことに、凄い鬱………

2012/10/24(Wed) 20:23 

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