徒然

強さを求めて生きよ
◆ウォーズ見たよ 

段ボール戦機ウォーズ!!を全て見直したアオト!!
感想


もうこれバン君達の部隊作って伝説作り上げればよくね?

年齢とかそもそも三年後とか聞こえない|(・ω・)|
いーじゃん!子供のままでいーじゃんよ!!!バン君達がコールドスリープとか海道さんの技術で作られたクローンとかで時間越えたって、いいじゃない!!!
あれ、仙道さんの妹もいるけど年齢設定とか聞こえない|(・ω・)|
そんでみんなの憧れの的やろう、主人公?バン君がいるじゃないか!!
別にね、今の主人公が嫌いなわじゃないの、バン君が好きなだけなの
だからバン君部隊作ろう、バン君リーダーで、ジン様と…。誰がいいだろうか!?アミ様で接近戦もいいけど、カズも遠距離だから便利ですよね!でもそういう意味じゃ中遠距離できる郷田さんとかユウヤとかね!ヒロがいたらチートかな?アスカだって心強いですね!ジェシカとランはどこに入れればいい?ジェシカは作戦考える人でいい?作戦考えるの人なんて役職あったっけwwwえ?仙道さん?あぁ、彼はメンテナンスするってさ
そもそも部隊の人数制限とか聞こえない|(・ω・)|
そんでみんなで勝利総舐めする、負けとかないから、最強部隊だから
ジン様明らかにキーパーソンだけど部隊に入れても大丈夫なのかとか聞こえない|(・ω・)|

そんな感じでウォーズの主人公バン君にしたお話し誰か書いて下さい( *・ω・)ノ
バン君最強伝説下さい

2013/07/03(Wed) 20:11 

◆うぇーい 

アオトふっかぁぁつ!!!はしてないんだけどね!

突然ですが!黒子のバスケとか言う新ジャンルを今更取り入れたいと思います!マギとか他にも入れたいものはたくさんあるんですけど、とりあえず完全に乗り遅れた黒子のバスケさんをやろうと思いました!!

今更初めてどうするんだろうね…\(゜ロ\)(/ロ゜)/


ただ、段戦がウォーズになって、ジン様出てるのにバン君出てこなくて、ダンボールどっか行っちゃうし、アオトはもういろいろ限界だったんですよ、でもLBXは集めてる。ウォーズのは集めてないけど(p_-)
あの学園作ったのはたぶんチートファザーだからwwwww

とにかくなにかあたらしいジャンルを取り入れたかったんです
マギだったら、アラジン受け中心のマギ四人+αみたいな感じで
黒バスだったらキセキ黒中心で、ていうか黒子っちはまだ中学生ですけどなにか(`・ω・´)キリッ
あとはー…野口君とかもおもしろいですね!椿いづみさん好きー
ちょっと前の作品だと、その向こうの向こう側とか、長き賢者の不在(だと思う、題名違ってたらどうしようww)とか
他にもハカセがっとかカーニヴァルとかいろいろありますよね!ペルソナ3とかFFとかゲームも好きー

あと最近あれが最高に面白い、あれ
ワンパンマン
さいたま先生の弟子になりたい、アオトもさいたま先生の弟子になるためにおしかけたい///
ちくしょー、やりたいことありすぎて選べなくってにっちもさっちもいかなくなってただけですよ、再開詐欺とかしちゃったよ、本当にごめんなさい土下座します、スライディングで

つまり暫くはサイトの拡張に勤しむかもしれないから段戦は更新しないよっと言いたかった。あ、もちろんなにか希望があればなんでもしますから!
あれ、なんか、いつの間にかアオトの好きな作品公表になってるんだが…

2013/05/29(Wed) 23:09 

◆ようやく 

忙しくなくなって春休みに入りましたよ、アオト!
お久しぶりでーす!!はは、結局三月とか一回も段戦見る暇なくて今なにもわかってないんですけどwww
三月入って二週間くらい経って、二回段戦見れなくて発狂しそうになったwwwww
最後の方は悟り開いたからね!アオトは妄想だけで生きていける力が身についたんですよキリッ


この一ヶ月ずっと練っていたネタを書こう!でもでも四月もなんだかんだで予定あるからまたちょこちょこ不定期に更新しなくなるかもね!

ところでもうすぐ段戦オンリーですね!行けるかよくわかんないや!
この前も結局お菓子散らすだけ散らして終わったしwwww
バン受け出してくれてる救世主様たちには、きっと謎のファンとして認識されていることだろう……

ていうかオーレギオンに乗り移ったミゼルがどうなったのか知らないとまずい。
全てはそ れ か ら だ 。
急げアオト!段戦を一気見しよう!!

なんだかようやく通常運転に戻れそうです。ずっと放置していましたがそろそろ更新再会しまーす!

2013/03/28(Thu) 23:39 

◆段戦小話 

たくさんの管に繋がれながらミゼルは笑う。
ずっと自分には感情なんて不必要だと思っていたし、感情に左右されて行動が制限されるのは酷く不自由だと信じていた。それなのに最近はやけに笑みが自然と浮かぶ。
「…君にならその理由がわかるかい?」
戻って来たオーレギオンにミゼルはぽつりと問いかけた。
ベクターにならば決して聞かなかっただろうな、とミゼルは何故か確信を持っていた。しかしその理由など知りはしないのだ。
「僕と君は同じだ。目的は違えど人類の為に生まれて来た。人間は効率化を望み機械を作り続け、そしてその機械が僕を造った。間接的に人間に造られた僕は人間の為に生きることを義務付けられた存在だ。君と同じだ。君は僕と言う『敵』を壊す為に生まれて来た。君には僕の気持ちがわかるかい、オーレギオン?」
当然のようにオーレギオンは何も答えない。ミゼルは一人でただ語る。
「僕らは人が生きる為に必要な歯車。人の為だけにただただ回る。こんなにも全ての機械が人間の為に尽くして来たのに、人間はどうだ」
何故か笑みが突然消えた、何故自分が笑っていたかわからない彼は笑みが消えた理由もわからない。
「傷つけ合い、犠牲を強いた。一番最初に君を使っていた人間を君は覚えているかい?山野バンって言うんだ、君の生みの親である山野淳一郎の息子さ。あの親子はね、LBXを造ったのは自分だからと言う負い目があるからか知らないけどやけに犠牲を強いられている。夫が死んだと信じ込まされた妻と子供。子供を守るために父親のこともLBXのことも口に出さなかった母親。一番の可能性を持ちながら何もできない無力さに嘆いた博士。両親の為に戦い続け全てに勝ち、果てに自分が信じたものを今も失い続けている彼。彼らの周りには肉親がいないものも母親に一度裏切られたものもいる。でも彼ら程可哀相だとは僕は思えないんだ」
山野バン、と口内で呟く。
「オーレギオン、君は素晴らしい経歴を持っているんだ。山野博士に造られて、山野バン君に一度使ってもらえたって言う経歴を。誇るべきだ。君の全てを引き出す操り手に魅せられたからこそ僕は君が欲しくなった。だからお礼をしよう」
オーレギオンが空を舞う。
「彼らを傷つけた全ての不条理を破壊しろ。彼らをこれから絶望に突き落す可能性を排除しろ。彼らの希望の種を全て摘み取れ。希望が絶望に変わってしまう前に、僕らがそれを阻止しよう。だって僕らは人の、彼らの為に生まれて来たんだから」
不条理を理不尽を必要のないもの全てを、全部が全部なくなればきっと彼らは幸せだよね
いつの間にかミゼルの顔には薄らと笑みが戻っていた。


まぁこれはミゼル編をやってないアオトの勝手な妄想の産物なんですけどね!!

2013/02/06(Wed) 21:07 

◆段戦感想 

あぁぁぁぁぁミゼルのカット増えたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!やめてよぉぉ、もうグングニルをバン君に使わないでぇぇぇぇぇ、欲しかったんだよねとか、お前結局いくつなんだよ、歳は!?
シリアス調のバン君マジかわゆすwwwwとか少しも深刻にも思っていないってそういうわけじゃないんだけどとにかく段戦W感想行きましょう!!


オーレギオン一体の破壊力はチートファザーがどれだけチートかって説明してるwww傷一つないって何事なのwwwww
キリトがなんかいいこと言ったふうwwwwww
キリトのCCM謎回転wwwwww
ていうかキリトが言う最強とチートファザーの最強スペックは次元が違うと思うんですがどうなんですか
でもアキレスもジ・エンペラーもスペックを中心に進化して反応速度をどうちゃらってことをしてたからスペックってある意味一番重要なんだよ、まぁアオトはとにかくキリトにいちゃもんつけたいだけだけどな!
出た西原wwwサイバーランスの西原wwwww
アキハバラのハッカー軍団が良いことし過ぎて泣いた
さも俺がやりましたどやあってな感じの西原さんだったけどあくまでもハッカー軍団がやったこと
おいビリーいたぞwwwww
オメガダインってまだそのまま放置されてたの、いいのそれ
キリトが調子に乗っているwwwww
突然のミゼルカットでびっくりした、全て筒抜けで二度びっくりした
ベクターって結局なんなんだろう、ていうか力技wwww
出wたwwwサクラ壱号機wwwwwwww
そして女子組の冷たい目が辛い…wwアスカもそういや女子だったwwwww
このBGMでミゼルwwwwダメだこんなときなのに腹筋壊れかねないwwwww
アスカはチアする子なんですね、超可愛いwwwww
アミ様とランのグラフィックがレベル高過ぎてこれは尊敬の域wwwwww
バンさんのびっくり顔がかわいかったんだけどみんな見た!!??
インフィニティスキャナーあるなら最初から出せよ、アミ様とランの応援姿が見たかったんですねわかります
ジン様が突然現れたんだがwwwwww
ミゼルがオタクロスのことを尊敬し始めた、さすがだ!!
ダダダダークパンドラ麗しいですね、ゼノンさんお久しぶりですアオトはプロトゼノンのが好きです←
なんでここでイフリートなのこれ以上バン君の傷抉って塩刷り込むのやめてくんない!!??
うわぁぁぁぁぁ、正直そこまで活躍の場がなかったΣオービスやぁぁぁぁぁ!!これはむしろみんな忘れないであげてって言うミゼルの優しさwwwwww
エルシオンとかミネルバが壊れたとかランがいないとかで合体まで行かないことがあり過ぎたからwwww
なんかミゼルがチートになろうと必死で逆に泣いたwwww
最近ミゼバンがアオトの中で熱すぎるんだがどうしようwww

2013/02/06(Wed) 21:05 

◆拍手の返信に伴い 

途中で取りやめてしまった前回のアンケートですが、その後大量クリックをしたとのご連絡等をいただいたので無事解決いたしました
拍手でのご連絡だったのですが、拍手での返信はまずいかなーってアオトの勝手な独断と偏見によりこちらでご挨拶させていただきます

………気づかなかったら、その時は……、その時ですよねっ!

結論から言うと、アオトは全然気にしてません!
ちょっと結末迷子になった話の続き書くのめんどくさ……げほげほごほん!!!
とにかく大丈夫なんでご安心を!無法地帯みたいな場所なんで気軽に(?)来て下さい!

2013/02/05(Tue) 18:23 

◆段戦小話2 

「オーレギオン!!」
ミゼルの右手に乗ったオーレギオンに駆け寄りバンが必至で手を伸ばした。それを見た山野博士も走り出す。
「ダメだ、バン!」
しかしそれよりも早くミゼルが逆の手でバンを引き寄せた。どこからか電流が流ればちばちと音がしたかと思えば、既にバンは意識を失っている。
「これは……、思わぬ拾い物だな」
「バン君!」
「バンさん!?どうしたんですか!」
「気を失っているだけだよ、うるさいな」
山野博士がじりじりとミゼルとの距離を詰めようとした。
「…バンを返せ。その子は人類の希望なんだ」
「この子とオーレギオン、山野博士ならどちらを取る?」
たった一人の人間と、究極のLBX。そんなもの答えなど考える必要もないと山野博士は笑って口を開いた。
「もちろん迷う必要なんかないよね。究極のLBXはもう作る材料もなく、これ一体だけ。だけどこの子の代わりにLBXを操作する子供なんてたくさんいる。効率的に考えて、ここで取るべきはオーレギオン」
しかし彼がなにか言う前にミゼルは淡々と語った。それが今博士が言おうとした答えと真逆であることにまったく気が付かず、それだけ言ってバンを抱え直す。
「まぁどちらにせよ僕も山野淳一郎製のLBXを欲しいと思っていたし、返す気なんてないけどさ」
「バンッ!」
「山野博士、二つとも大切に使わせてもらうよ。ありがとう」
「トリトーン!」
もはや言葉を言う余裕もないのかジンがLBXを操作する。しかしそれよりも早くミゼルの姿は光に溶けてしまっていた。今まで彼らと共に戦い続けていた山野淳一郎のたった一人の息子を連れて。
「許さないぞ…、ミゼル………!」
「バンさん、僕が必ずあなたを助けます…!」
「殺してやろうぜ、アミ。どんな手を使っても、完膚なきまでによぉ」
「えぇ、私達からバンを奪う奴は、なんであろうと許さないわ…!」



つまりなにが言いたいかって言うと…
もうなんでもいいからミゼルとバン君フラグ立てればいいのにね\(^p^)/

2013/01/30(Wed) 22:11 

◆段戦小話 

「こっちは敵がいないな…」
「侵入した方向とは逆みたいね」
CCMを構えて静かな廊下を並んで進むバンとアミの背中を見て、アスカがむぅっと頬を膨らませた。
「バンッ!」
「っ……ど、どうしたんだよ、アスカ?」
「アスカ、こんな時に大声出さないでよ」
敵かと思って咄嗟に二人は背中合わせになった。しかし廊下の静寂はそのままでバンとアミはアスカを見る。アミの言葉にうるせーと小声で返してからアスカはバンの手を掴む。
「なんでもねー」
「アスカ?」
「…………はぁ…。急ぎましょう、山野博士やリナさん達が心配だもの」
「ああ」
「なんだよ、溜息なんか吐いて!お前今俺のこと子供だと思ったな!?」
「アスカ、今は緊急事態なのよ?なんで突然そんなこと言い出したのか知らないけど後にして」
諭すような言葉にますますアスカの目が吊り上がった。
「なんだよその言い方!」
「大声出さないでって言ったでしょう」
「今バンの隣に立ててるからって調子乗んなよ!」
LBXは俺の方が上手いんだ。と主張するアスカにとうとうアミの目が細められた。冷えたその視線が「あらそう」とアスカに告げる。
「つまり結局あんたは、バンの隣に私がいることが気に食わないのね?」
「そーだよ。強い奴こそ一緒に立てる、そのはずだろ」
「……私が弱いとでも言いたいの?」
「俺より強いって言いきれるのか?」
白いパンドラが刃を構えて立ち上がった。
「私にそんな口聞く奴久々だわ。…バン、ダメじゃない。群の中で優劣ははっきりさせないと」
「え、あ、ご、ごめん………」
「緊急事態だもの、壊したりしないわ。戦えないと困るものね。でも研究室に着くまでに躾は済ませるわ」
「躾?ヴァンパイアキャットには勝てねぇぞ!」
「勝敗なんてどうでもいいの。でも私躾には厳しいわよ、古城アスカ」
どこか見下すような視線を見てバンは去年をアキハバラキングダムのことを思い出した。アミの戦略に全てがぴたりと嵌まるあの恐怖と言ったら。
「………アスカ、争いの意味わかんないけど、今からでも謝った方が…」
「バンは黙ってろよ!」
頑ななアスカにバンは小さく溜息を吐くのだった。


アミ様が一番強くって、男部屋で一夜平然と過ごしちゃうアスカを躾してくれてると思いますww
でもアオトあんまり書かないけどアスカのことマジでヒーローだと思ってるから!!!

2013/01/30(Wed) 22:10 

◆段戦感想 

ちょこちょこ前回と違う言葉が入って来るせいで聞き逃すわけにはいかないと全集中神経を使ってバン君の優しいあらすじを聞くアオト。かつてこんなに真剣にテレビアニメ見るとかやってただろうか……
着実に道を踏み外しているのはきっと気のせいと言うことにしておいて段戦W感想始まりまーす!!


超完成ってなに、完成は完成でいいんだよ
ウザタクがかつてチートファザーの助手だったとかなにそれ設定になりつつあるよねwww
この研究状況を見てすっかり忘れてたけどそういえば襲われていたんだった
「仕切り直しだ!」とか言ってどこ行くんだキwリwトwwwwww
カズの後ろ姿をいい加減にしてくれ、マジで
バン君、アミ様、アスカって言うメンバーが珍しくておろろ?ってなる
ヒロがなんかリーダーっぽいことしてる
ベクターがバイク並に乗り回しているあの六角形の円盤っぽいのなんですか
ジン様は「キリトッ!」って呼び捨てるんですね
あれ、四対一ってありなの、ねぇ
チートファザーの謎フラグ
ついに完成するのかオーレギオン!!!
チートファザーが究極のLBX作り過ぎててもうなにがなんだか
バン君がオーレギオン使ってるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
オーレギオンの後ろ姿の翼がとてつもなくキラードロイド
ス、スティンガーミサイルだと!!??
あばばばばばミゼルがオーレギオンをずっと見てるよぉぉぉぉ
必殺ファンクション祭りが楽しくて仕方ない、
ミゼルの微笑みは「あのLBXもーらった♪」ではなくて「強くなったね、山野バン君…」だと信じたいけどたぶん前者なんだろーなー
アスカ「スティンガーミサイルでバ・バ・バ・バー!!!!」
ついに自立してしまったかオーレギオン
とうの昔からミゼルの侵略済み研究所とか
「山野淳一郎製LBX」って言うととてつもなくブランドっぽいwww
「ありがとう」とかナチュラルにお礼言われてこれは無条件にイラァってする
オーレギオンにオーレギオンで対抗するとかそれはキャラ被りになるからやめた方がいい
なんでエラーなのに「こいつ(この金属)もダメでよ」になるのか意味がわからない
もはや無茶苦茶などと文句を言うことは許されない
チートファザーが造るものが優秀過ぎてもうダメ
ベクターの仕事が早すぎる
ウザタクは仕事しろ


次回、
「よぉ、キング困ってるって?」
「ヤマネコ!?」
「命令しろよ、ハッカー軍団に不可能はねぇぜ!!」
ってヤマネコがヒーローみたいに現れてくれることを希望する!!!!

2013/01/30(Wed) 22:09 

◆段戦小話 

「ちょちょちょ、ちょっと待って下さい、バンさん!」
「え、どうしたんだよ、ヒロ?」
ブルーキャッツで遊んだ帰り、暗い道を歩いていたヒロが唐突にバンの手を引いてその歩みを止めた。
「僕…、僕すっかり忘れていたんです!」
「だからどうしたんだよ、随分深刻そうな顔して…」
さっきまであんなに楽しかったじゃないか、と言えばヒロはぶんぶんと首を横に振る。
「そうじゃありません!僕バンさんの家に行くって言うのに手土産なにもないんです!」
「なんだそんなこと…。気を遣わないでいいよ。俺達仲」
「気遣いしますよ!!」
仲間じゃないか。と言う言葉は遮られた。
「初めての挨拶で、手土産なしって気の利かない人だと思われたらどうすれば…!バンさんのお母様にバンさんにふさわしくない、お引き取りをって言われたら僕もう…!!」
「母さんはそんなこと気にしないよ。気の利かないなんて言わないさ。それにヒロは俺のパートナーだろ。イカロス・ゼロだってヒロのイカロス・フォースがいないと力を発揮しない」
「バンさん……!」
ヒロはきらきらとした目をバンに向けた。
「そうですよね!愛があれば障害なんて……!僕の熱意をお義母様に必ず伝えてみせます!安心して下さい、バンさん!」
「ん?……んー、うん?」
ヒロがなにを言っているのかよくわからなくなってバンは適当に流した。


「き、緊張します……!」
家の前に立ちヒロが大きく息を吸う。バンが扉を開いた。
「ただいま、母さ……ん?」
扉を開いた先にあった色とりどりの箱や花。何事だと思いながら廊下を進む。リビングの扉を開いて知らない間に随分と派手になった室内に瞬きをした。
「来年留学を終わらせた後はバン君のことは僕にお任せ下さい、お義母様!」
「バンが高校生になっても私がずっと一緒にいますからね、お義母様!」
「俺随分変わったけどバンとの仲は変わってないぜ、お義母様!」
「進歩ないカズ君よりも僕の方が将来有望ですよ、お義母様」
「それより武道に興味ないですかあたし道場の娘なんです、お義母様!」
「俺なんて今年のアルテミスに優勝したんだぜ、お義母様!」
「私なんてA国大統領の娘ですよ、お義母様!」
テーブルの上には異常な程に豪華な料理や置物。もしや玄関にあったものも彼らの手土産なんだろうかとバンが口を引き攣らせた。
「あああああ!僕が先に挨拶しようと思ったのに!!」
後ろでヒロが騒いでいる。ただ微笑みで交わしている母親の姿に尊敬の念を抱きながらバンは溢れ返った手土産に小さく溜息を吐いてから微笑んだ。
「ただいま、母さん!」

2013/01/23(Wed) 22:25 

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