小説(豪吹)

□僕らの日
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吹「豪炎寺くんに問題です!」



いつも通り二人で練習をしていると吹雪は急にそう言った



豪「どうした、急に」


吹「今日は何の日でしょうか」

豪「今日…?」




豪炎寺はそう呟き自分の携帯を見て日付を確認する




少し悩むもすぐに意味がわかったのか豪炎寺は口元を緩ませ吹雪の方を見る




豪「10月22日で俺達の日ってのは少しキツくないか?」



吹「だって9日の時はちょっと用事あったし…何回祝っても良いでしょ?」




吹雪はニコッといつも以上に可愛い笑顔を見せる


その笑顔に釣られたのか、豪炎寺も笑顔を見せると吹雪の頭を軽く撫でる



吹「くすぐったいよ」


豪「プレゼント何がいい?今から買いに行こうか」


吹「そうだね…じゃあパフェでも奢ってもらおうかな」


豪「わかった」




豪炎寺はそう返事をすると吹雪の手を掴み歩きだす



吹「あ!待って!!」

豪「え?」




吹雪の言葉を聞いて豪炎寺は足を止める




吹「はい。僕からのプレゼント」



吹雪はそう言いカバンから小さな袋を出し、豪炎寺に渡した



豪「開けていいか?」


吹「うん」




豪炎寺は吹雪から貰った袋のラッピングを開け中の物を出す




中からは赤色のリストバンドが出てきた




吹「ネックレスは夕香ちゃんと被っちゃうでしょ?」

豪「その場合は両方する」

吹「豪炎寺くんらしいね」




豪炎寺は早速箱からリストバンドを出して自分の手首にはめる




豪「ありがとな吹雪」


吹「いーえ。じゃあ今度は豪炎寺くんがプレゼント頂戴ね」


豪「あぁ。…でもその前に」

吹「へ……わっ!――…////」




豪炎寺は吹雪の腕を引っ張ると自分の口と吹雪の口を合わせた








豪「これもオマケ」




豪炎寺はクスリと笑い吹雪を見る





吹「やっぱり君には敵わないよ…」


豪「ほら。行くぞ」


吹「あ!待ってよ!」




先に歩き出した豪炎寺を追いかけるように吹雪は走った





後にファミレスでラブラブ姿の二人が見られたのは言うまでもない










第3豪吹の日おめでとう!


第1は5月22日、第2は10月9日ですww


10月9日のリベンジさせていただきました!

予想以上に甘い作品になってしまい書きながら気持ち悪くなりそうに((((

お前らパフェよりも甘々してんじゃねーよ!とか心の中で考えてたり←


甘いのがコイツらの良いところなんですね。わかります。



ここまで読んでいただきありがとうございました!

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