小説(豪吹)

□アイスロード
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冷たい…寒い…暗い…




まるで氷のように冷たい世界で1人…



嫌だ………怖い…


誰か僕の傍にいて…!



そう思った瞬間…自分の右手に温もりを感じた…



誰…?



顔がよく見えない…







けど…








温かい…






その温もりが気持ち良くてずっと手を握っていた…



もうどれくらいの時間がたっただろう…


僕らはいつから手を握りあっていたのだろう…







いつから寄り添いあっていたのだろう…














冷たい氷の世界で…





















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