小説(豪吹)

□橋の下で
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─豪炎寺視点─



橋の下で吹雪と話してから1週間経った…


あれから吹雪は何も変わらずに笑顔で過ごしている




─…俺の気持ちも知らないで…



俺は吹雪の事を好きになっていた


きっと初めて吹雪を見た時から…


吹雪は…俺の事をどう思ってるのだろう…



そんな事を思っていると吹雪が話しかけてきた


吹 「どうしたの豪炎寺くん?もう皆キャラバンに戻ってるよ…?」


吹雪にそう言われてやっと気づいた

皆はもうキャラバンに戻って、ここには俺と吹雪しかいなかった


豪 「あ…悪い……俺、河川敷に行くよ。ちょっと練習してくから」


吹 「あれ?そうなの?」

豪 「悪いが皆に言ってもらえないか?」

吹 「あ…!…のさ……」


俺が吹雪にそう言うと吹雪は何かを言いかけた

何を言いたかったかはスグにわかった


吹 「…僕も行っていいかな…?」

豪 「え…あ…あぁ…いいぞ」

吹 「…あ…ありがと…!」



俺は少し何かを期待してしまった


吹雪から誘ってくれるって事はもしかしたら吹雪も俺の事を良く思ってくれてるのだろうか…とか…


まぁ…天然な吹雪に期待はしないがな



そんな事を思っているうちに河川敷に到着した



豪 「さて…シュート練習でもしようか」

吹 「だね」



こうして俺達は練習を始めた










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