小説(豪吹)
□クッキングタイム
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今日の分の練習が終わり皆各自で自由に過ごしていた
暇だったので辺りをブラブラと歩いていると、どこからか甘い匂いがしてくる…
不思議に思って匂いを辿るとソコは台所だった
大方マネージャーが何か作っているのだろうと思って覗いてみたらソコにいたのはマネージャーではなかった…
豪 「吹雪…」
吹 「豪炎寺くん!」
そう料理を作っていたのは吹雪だった
豪 「何でこんな所にいるんだ?」
吹 「あ、この前白恋中の人達からお菓子もらったからお返しにって思って作ってたの♪豪炎寺くんは何でここに?」
豪 「いや、ただ通りかかったから」
吹 「そうなんだぁ 良ければ味見してってくれない?」
吹雪がそう言って差し出して来たのはクッキーだった
豪 「いただきます」
俺は皿に乗っていたクッキーの1つを口に運ぶ
吹 「…どお…?」
豪 「美味いよ」
吹 「よかったぁ」
吹雪は安心そうな顔で言っていた
吹雪の後ろを見るとまだ作りかけの生地がある
豪 「もしかして、まだ作り中か?」
吹 「え?あ、うん」
豪 「手伝うよ」
吹 「いいの!?」
豪 「どうせ暇だしな それにお前の傍にいたい」
吹 「─///…ありがとう…」
吹雪は顔を赤くさせて礼を言った
そして俺は吹雪のお菓子作りの手伝いをする事になった