小説(色々)
□クッキーの中に含まれた物
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夕食を食べ終わり入浴も済ましたところで一之瀬はいつも通り、恋人の土門の部屋にいった
手にはディランから貰ったクッキーがある
一之瀬がドアをノックすると部屋のドアはスグに開いた
土 「─どうぞ」
一 「お邪魔しまっす」
一之瀬は土門の部屋に入るとスグにベットに寝っころがった
一 「ふあぁー今日も疲れたなぁ…」
土 「俺の部屋で寝るなよ?」
一 「えへへー
…あ!そうだ土門!クッキーいらない?」
土 「クッキー?」
一 「ジャーン♪」
一之瀬は手に持っていたクッキーを出して土門に見せた
土 「へぇ。どうしたんだ?コレ」
一 「ディランから貰ったんだ。そしたら土門にもあげたら喜ぶって言ってた」
土 「どういう事だ?確かにクッキーは嫌いじゃないけど…」
一 「さぁ?ま、食べよ食べよ」
土 「そうだな」
一之瀬と土門はクッキーを口にした
一 「ん!旨い!」
土 「本当だ。…ん?でも後味がなんか変じゃないか?」
一 「…そう言われたら確かに…まぁいいや」
一之瀬はまたクッキーを口にした
土 「(…まさかディランの奴……いや気のせいかな…)」
一之瀬と土門は気にせずにパクパクとクッキーを食べる
しかし土門の予想は的中したのだった…
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