リボーン

□01 何かと生きてます
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パラパラ

手帳を捲れば、今日の日付のところにはバッチリ◎で任務マークが記してあり

『では、彼は何故ここにいる 任務ならもうとっくに行っててもいいはずなのに、はてー?・・・まさか、ツナさん!!』


「綱吉がどうしたんだい?」

『やー、任務のはずなのにいるんですよ今日』

「ふーん。で、その手帳はなんなの?」

『これですか?これはですね、ツナさんのスケジュールが書かれているんですよ。いやーこの情報を手に入れるのにどれだけツナさんの机を物色したことか。まじ死にものぐるいでしたよ』

「そんな情報知って椿はどーするの?」

『え?そりゃー私が仕事をサボるためのですね・・・・・・ん?』


またまた嫌な汗が体中から噴き出す
滝のように


くるりん、と回転すれば
またいた やっかいな人



「ワォ やっかいとは失礼だね」

『・・・』


やらかした。
とってもやらかした
雲雀さんに聞かれるだなんて!!
もう死んだと同然だ
このことはすぐツナ様の耳へ
入ることだろう。

あぁグッバイ私
まだ未練タラタラだけど


「綱吉だから火炙りの刑ぐらいで許してくれるでしょ」

『シャレになんねぇー!!!』

嫌な笑みを浮かべ
私の前から去ろうとする雲雀さん

私は必死に彼を止めた
このままだと確実に私はあの世逝きだ
いや、あの人のことだ
いっそ私の手に釘でも刺して壁に飾って鑑賞用にと生かすのかも

あああああ、想像するだけで気絶しそうだ





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