リボーン
□01 何かと生きてます
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あれから雲雀様にどうかツナ様に
言わないでくださいと、何回も床におでこを擦りつけながら頼んだ
だがあの雲雀様だ。
一筋縄ではいかないのは当たり前
『どうか!雲雀様っ!』
そんな彼はというと`ふわーぁ´と
大口を開け暢気にあくびをかます
泣きたい ガチ泣きしてもいいかな
いや、泣こう
涙は女にとって最高の武器だ
瞬きを我慢し必死に涙を溜めた
あと少しあと少しあと少し
`でる!´ってところで
両肩にポンッと手が置かれた
肩に置かれた手にグググ・・・と力が込められるのがはっきり嫌でもわかった
ああ。なんかメキメキ言ってる
もうこれで大好きな山本さんと野球ができなくなるな
後ろを振り返れば・・・
大魔王ツナ様 降臨。
笑っているけど目が全ッ然笑ってない
あの目をみたら即死だ
瞬き我慢するとか、そんなんじゃなくて まじで本当の涙が溢れ出した
「俺の部屋行こうか?」
出た、死刑宣告。
俺の部屋行こうか=お説教
首根っこをがっちり掴まれ
大魔王ツナ様の部屋へと連行された
01何かと生きてます
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