Novel Ⅲ
□絶対命令
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「……お…願いします…、女王様……」
「ふふ、…やっちゃん、かわえぇ……」
言葉と共に、オレの分身が飲み込まれていく。
「…うっ…」
きつく、熱い内壁に包まれ、思わず声が漏れる。
「あッ…、やっぱ……やっちゃんの…きもちぃ…」
体重を載せながら、徐々に繋がりを深くしていく。
hydeは腰を回しながら、ゆっくりと根本まで挿入し終えると、満足気なため息をついた。
「あん…でっかくて最高…。…やっちゃんのでいっぱいや……」
ギチギチに拡がった後ろの穴を指先で確認しながら、彼はまた妖艶に微笑む。
「…やっちゃん…、いっぱいかわいがったるからな……」
まだＴシャツが絡まったままの両腕の間に、hydeは頭を突っ込み、更にはオレの首筋から耳までを大きな動作で舐めあげた。
「…ん……」
「…あぁ…っ…やっちゃん…」
ゆっくりとhydeは腰を上下させる。
hydeの熱い吐息が耳元に触れ、肌が粟立った。
「…やっちゃん…？…耳、感じる…？」
「や…、…くすぐった…い……」
断続的に込み上げてくるような鳥肌に身をすくめてしまう。
「やっちゃん、そのくすぐったいのが、快感…って言うんやで……」
言うや否や、hydeはオレの頭を抱え込むと、耳の穴にその長い舌を突っ込んできた。
「ぅわっ…！」
びっくりして固まるオレには構いもせず、じゅぽじゅぽと音を立てて耳を攻めてくる。
「う…」
なんだかhydeに犯されているような、変な気分だ。
しかし、hydeの言うようにくすぐったいのが快感のようで、下半身が痛いくらい膨脹してしまう。