小説
□子供のような愛しい君
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「なんや？これ？」
「なんだじゃねぇよ…チョコだチョコ…」
そんなことも知らないのか…といいつつ
チョコを渡す顔はほのかに顔を赤く、横を向いている。
いわゆる照れ隠しというやつだ…
「チョコぐらい知っとるわ！！そやなくて…
なしてくれたん？ちゅ―ことや…」
「バレンタインデーだよ…遅くなっちまったけど…」
そういうと、さらに顔が赤くなり
持っているチョコを無理矢理市丸の押し付けた。
それを、唖然とした様子で受け取る市丸…
しかし、そんな様子も束の間…
みるみるうちに顔は笑顔へとなっていった。
「いっちゃん！！僕今まで貰ったチョコの中でこのチョコが一番や〜vv」
「味は保障しねぇぞ…」
「なんや？手作りなん？」
「…好きな奴のチョコは手作りって決まってんだろ！！」
照れ隠しなのか、さっきから顔の赤みが引かない一護…