MAIN(shortstory)

□俺と私とあなた達。
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「雪音ぇー」
「あー?なんだよー」


はい、こんにちは。
荒野 朱音です。
荒野 雪音とはいとこです、
朱音は中学三年生。
雪音は中学一年生で2個下です。

ちなみに朱音は身長148cm
雪音は身長155cm
2個も朱音が上なのにまるで
弟に身長を抜かされた気分です。
朱音と雪音は二人暮らしのマンション住まいです。
朱音の両親は朱音が産まれて数ヶ月で
施設に捨てました、雪音も同様に産まれて数ヶ月で
朱音と同じ施設に捨てられました。

マンションの家賃や生活費、
光熱費や学費はなぜか雪音と朱音の両親から
振り込まれます。


「あのさー、朱音甘いもの食べたい。」
「知るか、買ってこい。」
「やぁだ、雪音のまかろんが食べたい。」
「…、っかったよ、作ってやるから待ってろ。」
「わーい」


雪音は顔に似合わず料理から洗濯、まぁ家事全般が
得意だよ(笑)
口ピとかピアス大量に開けてるし、
この前腹ピ開けてた、いっそ体全体を
ピアスだらけに開ければ?(笑)












































「葉、」
「ん?なんよハオ」


コンニチハ、
麻倉 ハオだよ
こっちにいる
ユルユルしてるのは
麻倉 葉ね、ボクの双子の弟さ。

ボクらは何も説明することなんてないよね?
別にあっても聴かないけどははh((


「カレー、」
「へ?」
「カレーが食べたい。作れ。」
「えー?嫌なんよ〜」
「聞こえないなぁ(笑)」
「はぁ、困った兄ちゃん何よ…」


葉は何だかんだ言いながらも作ってくれるから
好きだよ(笑)
































「「あ、」」葉、雪音


「「どうしたの?んだい?」」ハオ、朱音


「「カレー、マカロンの具材がない…」」葉、雪音


「「…………マヂで?」」ハオ、朱音













知り合いでもないし、近くにいる訳じゃ無いのに
シンクロする奇跡。
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