偽りヒーロー
□プロローグ
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別にヒーローになりたかったわけじゃない。
そんな偽善を振り回すつもりも無いし、正直くだらない。
ただ…そう、ただ、彼のようになりたかっただけ。
真っ直ぐで純粋で…
そんな時だった。
彼からの電話、そしてその時に起きた…
俺は…いや、僕は奴らを許さない。
そのためなら、どんなことだってしてやる。
そう、どんなことだって………
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