dream(heavy/sillver)

□続すべてには始まりがある
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つーことで万事屋に住むことになりますた。
銀さん達と互いに自己紹介しますた。
それからスナックお登勢に来ますた。
一通り、互いに自己紹介を済ましますた。
『すなわち、記憶喪失で今夜住むところがない結愛様を銀時様が宿を上げると言うことですね』
とたま。
「と言うよりも…異次元から来た…って言うか…」
周囲は驚いた。
銀さんは頭をボリボリとかきながら、
「嘘つくんじゃねぇよ」
「う、嘘じゃないです!どうやって来たかは覚えてないんですけど…」
周りからの目を見て、あたしは思わずうつむいた。
――絶対、頭おかしいと思われている――
「良いじゃないの」
ふと、お登勢さんがそうつぶやいた。
「何せ、空に船が飛んでいたり、豹が二足歩行してる時代じゃないの」
――あざっす!お登勢さん!――
それから、お登勢さんは店の奧から、昔着ていたと言う着物を出してきた。
――あ、そっか。洋服のままだったもんね――
五つ持ってきたが、あたし的には紫に月が描かれたやつがお気に入り。
皆に進められて着た。
ま、最も着付けなんか出来ないから、お登勢さんに手伝ってもらいながら。
着衣し終わると、銀さん達の前に出た。
「結構、可愛イケド、アタシヨリカハ劣ルネ」
とキャサリン。
それに対し、
「鏡で自分の顔を見て来い」
と言う銀さん。
神楽ちゃんは、あたしに抱きつくと
「スッゴい可愛いアルネ!」
――照れくさいけど、すっごく嬉しい――
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