燈馬君と可奈ちゃんの日常

□グレートゲーム
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「ねえ、燈馬君」
「何ですか?」
「ここ、どこ?」
「...南の島ですね」
「な、なんで南の島?」
「...アランとロキにはめられたんでしょうね。突然あの2人がやってくるなんておかしいとは思ったのですが。飲み物に薬でも入れて、眠っている間に飛行機で運ばれたのでしょう」
「な、何を考えてるんだ?あの2人?」
「さあ...」
「わ、訳がわからない」
「うーん。特に今回は何もなかったですからね。大体僕たちが告訴すればアランは困るだけですし」
「て、ていうか私達どこかの国に不法入国してる?」
「いえ、多分日本の領土内でしょう。おそらく最南端ぐらいじゃ」
「に、日本にこんなエメラルドグリーンの海が綺麗な無人島があったんだ...。ん? ポケットに...手紙? ええと」

みずはらえたのしめ

「水原へ楽しめ...ってこと?」
「そのようですね」
「もはや怒る気も失せたよ...」
「まあ、そうですね。 さすがはいたずらの神です」
「まあ、いっか。とりあえず泳ごう」
「って、水着ないでしょう?」
「いいよ、燈馬君だけだし」
「...実に大胆な発言ですね」
「さーて、服脱いで泳ごっと」
「じゃ、じゃあ僕は食料でも探しに」
「燈馬君も脱げ〜!脱いで一緒に泳げ〜!」
「うわあっ」

アホなネタが浮かんでしまいました。
この2人は死体を発見しようが、誘拐されようが、宇宙人が目の前にあらわれようが、世界で2人だけになろうが、全く動じない気がします。羨ましいです。
夏が恋しい....
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