燈馬君と可奈ちゃんの日常

□アイスより甘い?
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「ねえ、燈馬君」
「何ですか?」
「アイス食べにいこうよ。もちろん燈馬君のおごりで」
「嫌です」
「ケチ」
「水原さん、おごってもらって当然、という態度は関心しませんね」
「いいじゃん。燈馬君お金持ちだし」
「水原さんが僕と一緒にいるのは、何かおごってもらうためなんですか?」
「そ、そんなわけないじゃん。ひどいよ燈馬君」
「じゃあなんで僕と一緒にいるんですか?」
「なんでって、うーんなんでかな?」
「やっぱりおごってもらうためなんですか?」
「ち、違うって。じゃあさ、何で燈馬君は私と一緒にいるの? 私いつも何でもおごらせるし、何で?」
「うーん、何ででしょうね?」
「えー、何それ?」
「強いていえば...」
「いえば?」
「楽しい、からでしょうか。退屈はしませんから」
「何それ? ずいぶんな言い方じゃん」
「事実ですから」
「ひどいなあ。お詫びにアイスおごって!!」
「はいはい。しょうがないですね」
「やりぃ」
「なんだかんだでいつもこうなっちゃうんですよね」
「まあ、いいじゃんいいじゃん」
「...好きだからって、言って欲しいです。やっぱり」
「...大好きだから、さ」
「...わかってますよ。僕だって好きだから一緒にいるんですよ。水原さんが喜んでくれるなら、僕はなんだってします」
「ありがと。やっぱり家に帰ろっか? 美味しいご飯作ってあげる」
「ええ。じゃあアイス買って帰りましょう」

バカップル全開。特にオチはないです。ごめんなさい。

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