short

□その笑顔は…
1ページ/4ページ

『あぁ、金ちゃん可愛いなぁ…』
「なんや自分さっきから可愛いしか言ってへんか?」
『なんで!!金ちゃん可愛いじゃん謙也はそうは言うけど内心凄い可愛いと思ってるんでしょ!?私の金ちゃんは渡さない!』
「あー、自分なんや?金ちゃんは自分の物とちゃうで!?」
『何言ってんの?私達付き合ってるんだけど?』
「は?」
俗に言うアホ顔で傍にいた白石の裾を引っ張って
「…信じられへん…なぁ、白石!!」
「いや、俺知っとったわ。…ってか、知らんのは謙也くらいやわ」
「まじか!!」
「いや、付き合ってなくてあそこまでイチャこらされたらイライラするやろ?」
「いちゃいちゃしとったか?」

はい、してたかも知れません。
だって、金ちゃん可愛いんだもん!!

「目で、訴えるな。」
『え!?』
「………」
『えへ(〃⌒∇⌒)ゞ』
「財前の言葉を借りるなら。キモイっすわ。」
『は?』
「いや、すまん。」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ