犬夜叉

□血と悲しみの涙と絶望の記憶ー中篇
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―人間の姿になった少年は    敵の攻撃をまともに受け

一人の少女は    魂を抜かれそうになっている―



血 と 悲 し み の 涙 と 絶 望 の 記 憶

              ―中編 悲しみの涙―



神無は鏡でかごめの魂を吸い取ろうとする。だが、かごめの魂は大きく、吸いきれなかった。
「かごめちゃんっ、大丈夫!?」
「一応・・・大丈夫よ・・・」
笑顔で答えるかごめ。しかし、それは作り笑顔で、本当は大丈夫なんかではなかった。


「!犬夜叉が・・・、変化しとる!!」
「えっ・・・!」
七宝が言うように、犬夜叉は妖怪に変化していた。犬夜叉は仲間である七宝に攻撃をした。しかし・・・。



「かごめちゃん!!」
「・・・っ!」
魂をほとんど抜かれたかごめが七宝をかばっていた。かごめは大怪我を負っていた。祖の光景に少しびっくりする神楽と神無。


かごめは大怪我をしながらも、犬夜叉に向けて弓矢を構える。
「かごめちゃん・・・」
「かごめ様・・・」
珊瑚と弥勒はそれ以上何も言えなかった。
「ごめんね・・・犬夜叉・・・(涙)」
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