ハヤテ小説2
□あの日から、ずっと変わらない今が幸せ
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「ねぇ、ハヤテ君」
「何ですか?美希さん」
とある公園。
そのベンチに、二人は座っていた。
「そろそろ呼び捨てにしてくれない?」
「え?呼び捨てですか・・・・・?」
「敬語もそろそろやめて欲しいんだけど・・・」
「いや、でも・・・」
少し顔を赤くするハヤテに、美希は微笑んだ。
「あれから、何年経ってると思ってるの;;今更恥ずかしがる事もないでしょ?」
「っていうか、それなら美希さんも僕の事、君づけしてますよね??」
「・・・ハヤテ君が呼び捨てで呼んでくれたら私も呼び捨てで呼ぶわよ」
一瞬、沈黙が流れた。