ハヤテ小説2

□あの日から、ずっと変わらない今が幸せ
1ページ/11ページ

「ねぇ、ハヤテ君」

「何ですか?美希さん」



とある公園。

そのベンチに、二人は座っていた。



「そろそろ呼び捨てにしてくれない?」

「え?呼び捨てですか・・・・・?」

「敬語もそろそろやめて欲しいんだけど・・・」

「いや、でも・・・」



少し顔を赤くするハヤテに、美希は微笑んだ。



「あれから、何年経ってると思ってるの;;今更恥ずかしがる事もないでしょ?」

「っていうか、それなら美希さんも僕の事、君づけしてますよね??」

「・・・ハヤテ君が呼び捨てで呼んでくれたら私も呼び捨てで呼ぶわよ」



一瞬、沈黙が流れた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ