ハヤテのごとく!
□気づけば君に恋してた 第1章第1話
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第1部第1話『違和感と始まり』
「ハヤ太君」
「何でしょう?」
立ち尽くしていたハヤテに声をかけたのは、生徒会三人組。
三人とも、手に持っているのはお弁当。
そう、今は昼休みである。
泉は持っているお弁当を見せて。
「今日、ナギちゃんお休みでしょ?一緒にお弁当食べよ?」
「どうせ一緒に食べる人いないだろう?」
「ありがとうございます」
ナギが休みなのは、いつものアレだ。いわゆる、HIKIKOMORIだ。
おそらく今頃は勢いで買ったF○をやっている事だろう。
「じゃ、行こうか♪」
「行くって、何処へですか?」
「生徒会室よ。あ、ヒナも一緒だから」
「いつも四人で生徒会室で食べてるんだ」
「そういう事だから、行こ、ハヤ太君♪」
泉たちによって、生徒会室へ連れられていくハヤテ。
引っ張られてはいるものの、弁当箱はしっかり持っている。
・・・いつの間に持っていたのだろうか。
泉たちに引っ張られるままに、ハヤテは気づくと生徒会室前にいた。