ハヤテ小説2

□ずっと、一緒にいられたら・・・(前編)
2ページ/10ページ

「・・・・・ふぁ・・・・」

「あ、起きた?美希」

「おっはよー、美希ちゃん♪」



不意に、聞き覚えのある声が聞こえて、ぼーっとした頭で辺りを見る。

そこが生徒会室だという事に気づくと同時に、目の前に親友達がいる事にも気づく。

そして、先程の光景が夢だったという事を、ようやく認識した。



「・・・夢か・・・」

「どうしたの?」

「いや、何でもない」



美希の様子に、一瞬首を傾げる。

そんな中、美希は。



(さっきの夢・・・・確か・・・)



何処か遠くを見るような目で。

そんな事を考えていた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ