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□遠きあの日の約束と想い(中編)
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「この間は結局途中から別々になっちゃったねー」

「お化け屋敷に入ってなかったらずっと一緒だったかもな」



数日後、教室でそんな話をする。

恋心を自覚してから、隼人君を見ると心が高まるのをいつも感じるようになった。

さりげなく二人で帰ったりもした。

そうしているうち、私の心は、どんどん彼に惹かれていって。

別れると、どうしようもなく寂しくて。

彼の存在は、私にとって、とても大きなものになりつつあった。
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