SHINee -短編-

隙を見せないで
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-------隙を見せないで------






ガチャッ







テミナに寝室に運ばれたところで、誰かが帰ってきた。







「ヌナ、声出しちゃだめだからね」




テミンが私の口元を押さえようとする。




「ちょっと……!やだ…!テミナ…!」










「何してるんですか」










「ミノ…!」








テミンはミノの姿を見ると、パッと私から離れる。







「テミナにヌナはまだ早いよ」






ミノがにやりと笑ってテミンを追いやる。







「ヌナもヌナですよね…」





2人きりになると、ミノはベッドに寝かされた私の髪の毛を撫でながら話し始める。







「隙がありすぎるんですよ」







ミノは手を止めて私の目を見つめる。






「テミナにああいうことさせてるんだから、僕もしていいですよね?」





チュッ…。





「……!!」




ミノが私の顎に手を添えて口づける。




それはとても優しくて…切なくて……………。










「ヌナ…もう誰にも隙を見せないで?」




 

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