SHINee -短編-

年上の彼女
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「ヌナー!」

洗い物をしていると、テミンが後ろからぎゅっと抱き着いてきた。

「だめだめ、危ないから!」


「だって、ヌナのにおい久しぶりなんだもんー」



背中に密着するテミナのぬくもり。



「…会えなくて寂しかった。ずっとずっとヌナのことばっかり考えてた…。」



テミナが肩に顎を乗せながら、耳元で囁く。




………私もだよ。


テミナに会いたくて会いたくて。

でもお仕事頑張ってるテミナを応援したくて。


年上の私がしっかりしなくちゃって。




でも、そんなこと、、恥ずかしくて言えないよ。



「ほ〜ら、早く離れて」


「………。」



「テミナ?」



「ヌナはさぁ、いっつもそうだよね」


「えっ……」



「僕だけ寂しがってるなんて…もうやだ」


「きゃっ……」

いきなりテミナが私の体を抱き上げる。





「今夜は、僕のことしか考えられないようにしてあげる」
 

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