静雄受け小説

□飛べない鳥(イザシズ、モブシズ
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シズちゃんを殺したい。
「ねぇシズちゃん。俺らっていつまでこんな関係なの?」
俺とシズちゃんは、体だけの関係を持っている。
「いつまでってッ・・・あ・・・手前が最初にッ・・・言ってきたんだ・・・ろ!」
そのとおり。俺が誘った。
『ヤらしてくれたら、1回10万あげる』
そう言ったら、シズちゃんはすぐ食いついた。実際は、俺がシズちゃんをキズものにしてあげたかった。ただ俺がヤりたかっただけ。人間じゃない奴が、どんな反応をするのか。
 俺のヤり方でいつもやってたら、シズちゃんは中毒になってしまった。俺とじゃないとできない。自分でなんかもっとできないし。そう言って一回泣いてきたことがある。
「そうだねぇ。でも、シズちゃんが泣きついてきたんだよね?」
「・・・・・・ッ・・・う///」
コイツはおかしくなった。俺のせいで。
すごいじゃないか俺。あのシズちゃんを壊せたんだよ??
「別にシズちゃんがやめたいなら、やめようか??」
「・・・ッ・・・嫌」
 すごい反応。今一瞬だったけどすごい顔したよ?そんな顔宿敵に見せちゃっていいのかなぁ。
「そうなんだ。じゃあやめないけど、ほんと淫乱だねシズちゃんって。」
「いっ・・・ひぁあ!んッちが」
「言ってみなよ。俺は淫乱でドMの平和島静雄ですってね」
 言うかなぁ?言わないかなぁ?どっちだって俺は構わない。面白いから。
「ほら、言える?」
「ッ・・・・・・おれはっいんらん、でドMのッ・・・平和、じま静雄ですうぅひゃああんん!」
本当に言ったよこの馬鹿。
まぁいいや。ちゃんと録音しておいたし。
高く売れそうだなぁ・・・。
「あはっ・・・いいよ!いいよシズちゃん!かわいがってあげる・・・?」
着信音。邪魔だな。
「はい・・・。はいわかりました。じゃあ」
「・・・・・・?」
心配そうに俺の顔をみるシズちゃん。
「大丈夫だよ。すぐ戻ってくるから」
シズちゃんの格好は今、ズボンはあえてひざ下まで脱がせ、上半身は裸。そしてベッドの上に片手と首だけつながれている状態だ。この状態で置き去りになるのはちょっと怖いかな??まぁいいや。
俺は外に出る。そしてある人物に電話をかけた。
「もしもし?今、ちょっとこれるかな??うん。大勢連れてきていいよ。わかった。じゃあ来てね」
そうして俺は仕事へ向かった。
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