夢小説 長編
□プロローグ,嫌な予感ほど当たるものは無い
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ねえ……
人ってさ、よく
「何か特別な能力が有ったら良いよね!」
「魔法とか使えたら最高じゃん!!」
「世界征服とか出来るぐらいの力があったら良いな……」
こんな風に言う奴が普通にいんじゃん
…何も知らない
……何の壁もぶち当たらないで
ノウノウと生きてきたボンボン人が
まぁ自分は最初から
「そんな能力必要無ぇだろ.あってもどうすんの?使うの?…どうかな」
って感じで馬鹿にしたような会話をする
はっきり言ってそんな会話面倒臭いんだよね
分かりきってるじゃん
『特別な力』を得てもさ
皆はその人を『同じ人間』って見てくれるのかな?
ていうか『特別な力』って所詮漫画やアニメの世界じゃない
……なのにさ
………どうして
望まない人に限って『力』が宿るのかな?
自分にどうしろっての
これの何処が幸せなんだよ
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